こんにちは、ゆんゆんふぁいたーです。切迫早産となった妻不在のゆんゆんふぁいたー一家ですが、産まれてくる息子のために準備もしなければなりません。
先日のベビーカー比較もありましたが、保管してあるチャイルドシートだってそろそろ洗濯して装着しなければ、という段階。
1.我が家のチャイルドシート
ゆんゆんふぁいたーの使用しているチャイルドシートは2つ。1つはコンビのラクティアターン(非isofixです、jzx110 にもつけるので…)、もう1つはレカロのチャイルドシートのスタートアールワンです。以下写真。
新生児対応はコンビのラクティアターンですので、今回準備するのはこちらです。
2.動作不良
さて、全て洗濯して、キレイに戻しましたが、なぜか回転レバーを動かしても回転しません。(下の画像の赤いレバーを右に回してから白いレバーを上に上げて、椅子全体を上にリクライニングさせると回る)
ちなみに、この椅子がクルクル回るチャイルドシートって結構高いです。5万円位はしたと思います。
が!約1年半使ってこれは…世界のコンビさんなのに残念ですね。次買うならエールベベさん(ゆんゆんふぁいたーのレカロのチャイルドシートはエールベベさんが製造している)にします。
上の子に使っているときから動作に怪しい硬さがありましたが、ついに、という印象です。
原因はリクライニングがしきらない、背面のレールのロック棒が動かないことです。
ということで、レッツ分解。
3.分解整備
まず、日よけ撤去。新生児用パッド一式もサクっと撤去。
そのあと、カバーをサクサク外してこの姿にします。
問題はここからですが、どうせ内部清掃とグリスアップするんですから見えるネジは外していきます。
背面のパネルの5点のねじをはずします。次に下から刺さっているねじ2点をはずします。
すると、パネルが外れて、内部のリンクが現れます。どこぞのエアーガンのように、開けたらボヨーンってバラバラになったりしませんので落ち着いて進めましょう。
今度は裏返して、底面のねじを見える分全部外します。
するとこちらもパネルが外れて、内部機構が丸裸になります。
4.原因判明
なんてことはない構造で、シートが一定以上リクライニングすると、真ん中の白い部品を押して、背面のレールのピンをスライドさせるだけです。あっ…。
外れてますね。恐らく、動作が固くなったのに無理やり動かしたので外れたのでしょう。あんなに高いのに簡単に壊れてしまうなんて。
とりあえずさしなおします。
このリンクですが、返しも抜け止めもなにもないです。ちょっとよろしくない設計ですね。ワタクシの仕事場で抜け止め無しなんて設計やったら怒られそうですが…(笑)
これを直したら動きました、背面のレールのピン。
5.グリスアップ
このまま戻しても同じことが発生しますので動作部にはシリコングリスをスプレーします。
以下の写真の白い部品と金属部位の摺動部にはガッツリかけておきましょう。なお、ホコリやゴミがくっつく原因となるので石けんグリスや556はさけましょう。
次に表を向けて、回転レバー周辺、回転部もグリスアップします。
まず、大きい黄色の発泡ウレタン3つをはずします。すると2点のねじがでてきます。その後股部の発泡ウレタンをペリペリ剥がすと、4点の大きいねじが現れます。
このように前方を剥がすと2点、後方をはがすと2点ねじが現れます。
そいつらを取り、その後シートを持ち上げると下のように外れます。
かなりゴミがたまってますので、キレイにして、グリスアップしましょう。
ここまでやれば動きはかなりスルスルになります。動作に問題なければ、丁寧に元に戻します。
かなり分解しやすい設計ですので、誰でも整備できますね。
ここまで来たらついに回転シート復活!!
このあたりからは普通に、説明書通り。
今回の整備には約45分程時間かかりましたが、問題なく動くようになりました。新生児グッズってつかえなくなったら捨てて新しく買ってしまいがちですが、子育て家庭のお財布はそんなに余裕でもないはず。
しっかり整備して大事に使いましょう。
ゆんゆんふぁいたー