はーい、こんにちわ☆彡
ゆんゆんふぁいたーのお時間です。本日はこちら。JZX110界隈では有名なエアコンパネルのボタン不良の修理です。
◎現状
ちなみに、したの写真のエアコンパネルは最終後期型スイングレジスター付きですが、
普段使うようなボタンはほぼすべて反応しません。何度も押しているとたまに操作できるレベルです。
そこで、今回入手したのが、こちら。スイングルーバー無しとはなりますが、激安で手に入れられました。できれば、このエアコンパネルにスイング機能をつけて装着したいと考えました。今回はとりあえず、基板の違いの確認と修理を実施します。
◎取外し作業
まずは車両から取り外します。最初は木目のガーニッシュをひっぱって外します。助手席側から引っ張ると外しやすいです。
ステアリングコラムの横に室温センサーのようなものがありますので、ここはツメを折らないように取り外します。
ここまで外れたら、エアコンパネルASSY下部のねじ2本を外します。
さらに、オーディオ枠を手前に引っ張ってずらします。ずらすだけで大丈夫です。
ここで、オーディオ枠の上部に養生を施すとよいと思います。エアコンパネルASSYを取り外すときに必ず当たりますので、ナビの画面も一緒に保護したほうがベターです。
ここまで来たら、エアコンパネルASSYを真っすぐ手前に引き抜きます。これで取り外せます。簡単ですね。JZX100時代に比べてもツメの数、ねじの数が少なくて進化しているのがわかりますね。
◎エアコンパネル分解
外れたエアコンパネルASSYと購入したエアコンパネルを並べました。ここからは家の中で作業します。
まずはエアコンパネルの底面側からスイングレジスターを取り外します。4本のねじでこていされていますので、外すだけですね。
次にエアコンパネル裏面からねじ6本を取り外します。緑丸指示の6本です。これらを取り外すと、上段のコンソール部とエアコンパネルの両方が外れます。
ここでそれぞれのエアコンパネルを並べました!
○スイング機構の有無違い調査
ここで、スイングルーバーの有無の基板の違いを調査するため、分解してみます。
まずは白矢印部を緩めます。
次に赤丸部も外します。
すると、下の通り基板だけになりました。
2つともバラすと下のように並べられますね!
違うところ①スイッチ
下のようにスイング付き基板はスイッチがあります。
しかし、スイング無しの基板にはスルーホールはあるものの、スイッチがありません。つまり、基板は同じだけど、実装していない、ということのようです。
違うところ②コネクタ
スイング付き基板には、モーターにつながるコネクタがあります。
しかし、スイング無し基板にはコネクタがありません。やはりスルーホール自体はあります。腐食防止のため、半田はうめてあります。
違うところ③パネル
当然ですが、パネルのスイングの穴があります。また、ルーバー下部にギヤがついています。
しかし、今回確認したところ、これら3点のみの違いでしたので、コネクタとスイッチを移植さえすれば、なんとか動かせそうです。
○組立作業
今回は、とにかくエアコンが動くようにしたいので、とりあえず戻すことにします。
逆順でエアコンパネルASSYをくみたてします。
夜になりましたが、車両に取り付けを行い、まずは動作確認します。ボタンが普通に効くことに感動!!
あとは元に戻すだけです。ねじ2本ですので簡単です。
内装の木目パネルも装着して、スイッチオン!
ブーストコントローラーもついていましたので元通りに戻します。
こんな感じでお送りしましたエアコンパネルの交換ですが、ココ最近で最高の修理でした(笑)
ソアラが完調になり次第、こちらのスイング復活作業を実施したいとおもいます。
ゆんゆんふぁいたー