はーい、こんにちは、ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
今回は前回途中までをお送りした、ホイールの分解塗装の続きをお送りしようと思います。分解、塗装剥離、研摩まで終わらせましたのであとは塗装ですね。
●対象ホイール
NKB セイケン エリート8です。
JZX110に履いているホイールなのですが、これはフロントの9J+11のほうです。
分解したあとのホイールの塗装を剥離剤で剥がし、さらに表面のポリッシュと側面のサンディングまで完了させました。
ここからは塗装。なかなか長い道のりです・・・。
●塗装準備
ここまで、やっとのことで塗装の準備として下地作りをしてきましたが、次は塗装準備です。このホイールは前にも説明しましたが、ダイヤモンドカットタイプのホイールです。
最初にディスクにシルバー塗装を施した後に、ディスクの表面をダイヤモンドカットさせて塗装ごと表面をシルバーのアルミ地にして、切削目が見えるようなポリッシュしたものです。
最後にクリア塗装をしているのですが、今回はそのクリア塗装が死んだために塗りなおしています。
ということは、その切削している部分は、シルバー塗装はしてはいけない、ということになります・・・。なのでシルバー塗装を再実施する場合はマスキングが必要ということです。
とりあえず、普通のマスキングテープで、表面をマスキングします。
そして、次は切削目の境目にカッターを入れて、切っていきます。
結構骨がおれますが、出来上がるとこんな感じ。なんか、こういう色の塗り分けホイールありそうに見えます(笑)
●ホイール塗装(シルバー部分)
ここからは塗装!!ディスクの側面のシルバー部分を先に塗ります。
シルバー部分は側面だけですが、ギラギラした粒の荒い色合いがかっこいいとおもいますので、イサム塗料のキャンディー用シルバーを使います。
スポークの間は非常にぬりにくいですが、垂れないように気を付けつつ、塗装を差し込む感じで塗っていきます。
このイサム塗料のシルバーがものすごく発色がいい!!もうこのままクリアを塗ってしまいたいくらいのおしゃれなザラザラギラギラ”!!
そして、こちら。シルバーの粒感が結構いいですよね!
スポークの間も塗装がはいっているのがわかります。
●ホイール塗装(マスキングはがし)
このホイールの場合、マスキングの境目が非常に目立つ部分に来るので、マスキングは塗装が完全乾燥する前にはがしてしまいます。
塗装が固まると、はがす瞬間に一緒にペリっとはがれてくる場合があります。
とりあえず、すべてはがし終わりました!!
かなりきれいに塗装できているように見えますね!!あとはクリア塗装・・・。
塗った後に、スポークの側面が若干荒れている部分もあるので、ここから、気になる部分を少しだけサンドペーパーでこすれば、クリア塗装可能といえます。
●ホイール塗装準備(クリア塗装)
それではクリア塗装です。今回はホイール塗装とはいえ、スプレーガンで塗るので下のように家の横にブースを作りました。
スプレーガンのミスト量は半端ないのでちゃんと囲わないと近隣に飛んでいきます。
ということで用意したのはアストロのスプレーガン!ウォーターセパレーターも装着!
このために、コンプレッサーもサブタンクを準備していました。
●塗料準備
用意したクリアは1kg。こんなに要らないと思うのですが、とりあえずほかにも塗りたくなるかも・・・とおもって買いました。3000円以下です。
塗料の説明の通りの分量で硬化剤を入れて、さらに専用シンナーを投入します。
ガンにぶち込むときは、そのまま入れずに、ストレーナーを使います。
コーヒーのやつでも代用できそうですが、専用のをかいました。
●塗装完了
とんでもないミストが発生してましたが、命からがら塗りました!!!
若ブヨブヨがありますが、気にしません、もう腐食しないと思えば超満足(笑)
●ホイール組み立て
完成したらとにかく組み立てです。
ひたすらリムのピアスボルトを締め付けていくだけの作業です。
最初に分解したときと同じように締めるのですが、本数が半端ではないので・・・・
ボルトの締め付けが完了したら
最後に、センターキャップを取り付けて完了!!
かなり長い時間がかかりましたが、何とかホイールのリメイクは完了!!
ダイヤモンドカットのディスクの再塗装ってなかなかできないし、通常は全体を同色で塗り上げて終わりだと思うのですが、今回は元の通りにしたくて面倒な作業をしてみました!!!
ただ、個人的には「ただきれいになっただけ感」がつよくて満足感がありませ・・爆
ん~とりあえず、また何かしようと思います!こうご期待
ゆんゆんふぁいたー