はーい、こんにちは、ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
本日は〜タイヤチェンジャーの改造です♫
以下のブログで紹介してから、いろいろな課題に直面し、結局改造することを決意、計画段階でずっととまってました。
●経緯
ちょっと前に購入した手動タイヤチェンジャーてすが、こちら、リバースリム(裏側のリムからタイヤを組み付ける)には対応しておりません。また、タイヤのオフセットやリム幅によって結構組みにくかったりしました。
ただ、ギアレンチ付き手動タイヤチェンジャーって中古でも3万円超えますし、そのまま放置、というわけにはいきません。
●策案
できないことをできるようにするアイデアを絞り出します。
まずは作案…リバースリム普通に組めるような方向に乗せるとこんな感じです。18インチ10J+11です。
高さ方向が限界ですね。ディスク面を直に置いているのでディスクデザインによって上下するし、安定がなくて危険です。やはり、ちゃんとハブに接する面で固定しないといけないと実感・・・。
そこで…とりあえず切ります(笑)
この、ディスクが乗る部分の下側からホイールを当てたいわけです。リバースリムですからね・・・。だけど支柱の部分を少しは残さないと再接続できないし。。。
切ったら、スペーサーみたいなものが必要とはなりますが、直接乗せるとこんな感じ。
イケそうな気がしてきました、と同時にどこへでも持っていけそうな感じも…(笑)
当たり前ですが、ノーマルリムのホイールもイケます。なんか、出張組み換え屋みたいな感じです。
だいぶイケそうになったので、ここからはじっくり実行していきます。
●部品製作(スペーサー編)
とりあえず、3Dプリンターで、リバースリム用のスペーサーを作ります。
これで、リバースリムを裏側から取り付けできるようになります。センターの支柱の部分を避け、かつリムの位置を最適化してくれるように作りました。
こんな感じです。P.C.D.が114.3しか対応しなくなりますけどね。
さらに、テーパー座に対応するためのボルトアダプターも製作します。
これがないとトヨタの平面座以外締め付けができないですからね。ホンダの球面座は…ゆんゆん家からそのうち絶滅させる予定なので安心してください(笑)
これを仮装着して、リバースリムにちゃんと載ることを確認!
ロングボルトと蝶ナットで締めたら完璧です。
●部品加工(溶接延長編)
つぎは短すぎるヘッド部分の溶接です。
今回は会社の先輩に借りてきたのは100Vアーク溶接機で溶接します。今度自分の溶接機が欲しいなぁと思っているのですが、登場回数と、溶接前の加工音が気になって買えずにいます。ちなみにこれは溶接棒を使うふつーのやつです。
こんな感じで、切断した箇所に延長パイプを入れて溶接で繋げます。ギヤレンチの大きなトルクがかかるのでしっかり溶け込ませます。溶接でひずんで曲がるので、必ず点付け溶接をしてから、じっくりと全周溶接します。
●部品製作(再接続アダプター)
つぎは切断してしまった支柱(一番重要なマスト部分)を再度接続するアダプターを作ります。
これで元通り、ノーマルリムの場合には立てて使うこともできます!
ギヤレンチ仕様の場合、支柱部分にはほとんどトルクはかかりません、適当にぶっ刺して置けば大丈夫です。
とりあえず、部品製作まで完了、あとは、それに合わせて、部品を購入して、組み合わせれば完了・・・とはいえ先は長く感じますね(笑)
今回はここまで完了しましたので、続きは次回としたいと思います。
こうご期待!!!
ゆんゆんふぁいたー