はーい、こんにちは☆ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
今回も前回に引き続き、JZZ30ソアラへの機械式LSDの搭載です。無事にサイドフランジの入れ替えが完了し、車両搭載の準備が整ったところ・・・。
あとは載せるだけです!!!あのLSDのついた車に変身すると思うとここで一気にやる気が出てきます!!!
〇デフ載せ
というわけで、デフをジャッキに乗せます。特に注意事項はありませんが、外した時と同じくらいの位置に乗せること、これがコツです。
ここだ!!と決めたら、車両の下側にジャッキを押し込みます。
なかなか稀有なショットが撮れたので、アップ(笑)
ソアラやスープラのデフを載せるので最大の難関はとにかくここ!!コンパニオンフランジです。とにかく刺さりません。しかたなく、もう一台ジャッキをもってきてコンパニオンフランジだけをジャッキアップ!!
ここが刺されば、あとは筋肉作業を淡々と進めるだけですね!!
〇フロントデフマウント締め付け
じつはもう一点だけ難しいポイントはありますが、コンパニオンフランジに比べれば大したことはありません。フロントデフマウントのボルトは差し込むときに位置を上手に合わせないとねじが舐めます。
ここをナメるとメンバー交換ですので、とにかく手でねじを噛ませます。
いい感じにねじを噛ませたら、本締め。いきなり本締めでも問題はありません。ただ、リジッドマウントなどを使用している場合などは、締めてしまうとリアのマウントのボルト位置が合わなくなる場合がありますので注意しましょう。
〇リアデフマウント締め付け
次はリアデフマウントの締め付けです。ジャッキの左右方向の位置はもう決まっているので、上下の位置合わせだけです。ジャッキを上手に使って位置合わせしたらボルトをぶち込みます。
はい、全部刺さりました。あとは本締めだけ・・・楽勝ですね。
なんだか、JZX110のリアデフマウントに比べるときれいなデフマウント。ヒビもあまりなく、状態がよさそうです。だからゴンゴン音がないのかな・・・。ソアラに乗り始めてからの疑問です。
リアのデフマウントのボルトが締まったらスタビライザーを締め付けます。
スタビライザーは4本ゆるゆるにボルトを取り付けてから締めましょう。
〇コンパニオンフランジ締め付け
ここからはコンパニオンフランジの締め付け。供回りするし、メガネしか入らないわ、作業性わるいですが、3本だけなので頑張りましょう。
メガネレンチ2本で締め付けるならいいですが、ナットだけを締め付けしたい場合には、サイドフランジのボルトを数本でもいいので締めて、サイドブレーキを引いてロックさせると締め付けが可能です。
コンパニオンフランジが締め付けられたら、プロペラシャフトの下のバーを締め付けます。
〇ドライブシャフト取り付け
あとはドライブシャフトの締め付け。3本締めたらサイドをおろしてプロペラシャフトを回して、もう一度サイドをひいて締め付けます。
がっつりしめつけますが、それでもここは緩みやすいので必要に応じてロックタイトを塗布するといいと思います。
〇デフオイル注入
最後にデフオイルを注入します。
ドレンボルトを一度外して、締め付けを実施したのち、フィラープラグを開けます。
あとは、灯油シュポシュポでデフオイルを入れます。
ちなみに、吸い込み側のパイプは短く切り落としています。
フィラーから垂れるまで注ぎ込んだら、フィラーボルトを締め付けして完了。
ジャッキをおろして、試走に向かいます。
ガチガチ・・・
ずずず・・・これこれ!!やはりデフの入っている車は気持ちいいですね!
ちょっと全開・・・!速い!!!!
そういえば、ファイナルが、3.8から4.1に変わったことを忘れておりました。
ローギヤ化されて、体感できるほど速くなりました(笑)
というわけで、JZZ30ソアラのデフ交換をお送りしました!!!
まだオープンデフの皆さん!!速いスポーツ車両に乗っているなら、LSD!!!デフも組まずにサーキットがぁ~なんて雰囲気レーサーにならないように、ぜひ組んでみてくださいね♪
ゆんゆんふぁいたー