はーい、こんにちは★ゆんゆんふぁいたーのお時間んです。
中古購入品なので、ちゃんとサイドフランジも漏れないようにメンテして、リアカバーもちゃんとシールしなおして・・・。
〇本日のメニュー
・・・・なのに、なのに、ダダ漏れなんです汗。。
乗るたびにデフオイルくさい!!ということで、修理します(笑)
〇現状把握
下からデフを見てみます。何度見ても男らしいデフですね!!
そそり立つヒートシンクがまるでソノモノです★なんですが、少々ギラギラ・・・というか、マフラーまでビッタビタです。
濡らしまくりで男らしすぎます(笑)
いちど、ブレーキクリーナーで脱脂してみると、場所がわかりました。プロペラシャフトとの接続部分のコンパニオンフランジの部分。ピニオン側のシールのようです。
ここは、ソアラやスープラ、アリスト特有のゴムのジョイントになっていて、外した先には長い突起があります。
35mmの六角のディープソケットが必要、ということになります。なので、今回は知り合いのショップにて作業依頼。
〇作業(プロペラシャフト外し)
まずはリフトで上げます。
この時点でマフラーが濡れて見えるほどに大量に漏れています。
今回はデフをおろさないでコンパニオンフランジを外したいので、プロペラシャフトの2軸を取り外します、これらはサイドブレーキを引かなくても外せるので、サイドはおろしておきましょう。
ミッション側とデフ側の両方を外したら、やっとプロペラシャフトをはずせます。
ここからやっとコンパニオンフランジの取り外し作業となるわけです。
ちなみにボルトは6本。ワッシャが入りますので、ちゃんと残しておきましょう。
〇作業(コンパニオンフランジ外し)
コンパニオンフランジのなかには35mmのナットが入っています。さらに、カシメもされていますのでカシメを起こしてから外します。
とにかくトルクが高いので、長い工具かインパクトが必要です。
今回はどうしても外れず、マフラーをおろして、インパクトで緩めました。
取り外したコンパニオンフランジはこの通り。
やや錆が目立ちますが、まだ使えるように思えます、できれば新品にしておきたかったところです。
〇作業(シール交換)
問題のデフのミッドシールというのはこちら・・・?
え?錆しかみえませんね(笑)くそー!!!サビ抜きで頼んどけばよかったわ(笑)
というわけで、デフオイルが漏れまくる原因はここでした。
マイナスドライバーでゴジゴジとやると簡単に抜けてきました。
何年も海洋で仕事をしていたスクリューのプロペラシャフトのシールですか??と言いたくなる見た目。
文句ばかり垂れてもしかたないので、シールを叩き込みます。
ウレタンハンマーでコツコツと外周をバランスよくたたくと、治具なしでなんとか圧入できます。
はい!!!っできました。
シールの周りの金環の部分がちゃんとわかるようになりました★
〇作業(戻し)
あとはコツコツ戻すだけです。コンパニオンフランジには油を塗ってからデフにぶっさします。それから、ナットをもとの位置までしっかりと締め付けて、カシメを倒します。ここで重要なのは締めすぎてカシメ位置が合わなくならないようにすることです。
このデフはここの締め付け具合でピニオンの前後位置を決めているようなので、締めすぎたり、緩すぎたりするとバックラッシュが大きくなります。
あとは、ひたすら同じように締め付けていくだけ!
プロペラシャフトをつけたら、コンパニオンフランジを元通り締め付けます。
〇完成!!!
デフオイルを入れて、漏れが止まっていることを確認出来たら、作業終了です。
今回はショップでの作業となりましたが、この作業はDIYは結構つらいと思います。トルクが高い上に、マフラーがいるので、工具のふり幅が全然ないからです。
かといって、デフをおろしてしまうと、サイドブレーキでの固定ができないので、緩めることも難しくなります。
必要な工具、時間、作業時の工具の可動範囲を検討して、ときにはショップ作業が必要となることもありますので、本ブログをご覧の皆様、DIYできるかどうかは慎重に検討に検討を重ねて、検討してください(笑)
以上、今回はJZZ30ソアラのデフのコンパニオンフランジのシール交換を行いました。
ゆんゆんふぁいたー