こんにちは、ゆんゆんふぁいたーです。台風明けの暑い暑いお盆休みですが、せっかくの休みなのでクルマのことだけは進めておきたいところ。
と、いうことで今回は長年辞めず頑張らずを貫いているドリフトの趣味のなかで最も回数を重ねているこの作業についてご紹介!!
その作業とは…タイヤ交換~!!
ホイールも大量にあり、交換に比較的時間が取れる人向けですが、金銭面ではかなり効果的です。まぁ、いつもやってるひとなら簡単な作業ですが、これから挑戦する人の参考になればと思います。
ちなみにいつもアジアンタイヤの新品中古がそろうゆんゆんふぁいたー家の裏側はこんな感じ。
まぁ、きれい汚いはおいておいて、
今回はビードブレーカーの説明とたいやの外し方の説明とします。暑すぎて組付けはストップしました(笑)
◎背景
ゆんゆんふぁいたーが本気でドリフトしていた2007年、その頃はまだ景気も良く、タイヤはショップで毎回交換していましたが、次の年あのリーマンに見舞われます。
当然収入は激減、工場も減産となったため、時間だけたくさんあって、お金はない、という状況になりました。
そこでタイヤは新品フェデラルからワンリやATRに変更少しでも費用をかけない方法を模索しました。しかしタイヤを大量に消費する遊びゆえ、交換工賃だけは避けられない、という状況に、タイヤの手組にチャレンジしました。
当時からリバースの深リムが多かった私は手組による傷は裏リムにしか発生しないのでチャレンジもしやすかったです。
◎必要な道具
1.ビードブレーカー
こちらは無くてもジャッキなどで工夫すればいけなくはないですが、絶対にあったほうがいいです。もし市販品を買う場合はリム幅に注意しましょう。ほとんどが8Jあたりまでです。このあと自作ビードブレーカーを紹介します。
2.タイヤレバー
最低2本あればいいです。
3.バール
タイヤレバーがどうしても入らない時、薄いバールは効果的です。
4.ハンマー
タイヤを叩いて外すのに使います。
5.潤滑油
なんでもいいです。CRCで十分。
6.バルブ回し
エーモンでいいです。
あ、当然ですがタイヤ、ホイールと交換場所も必要ですよ。
◎ビードブレーカー
それでは自作ビードブレーカーのご紹介です。
全景はこんな感じ。上手にテコの原理を使ってビードを攻めるんですが、タテ方向の調整幅を持たせて幅広ホイールに対応させています。
まずはその縦パイプ。
次にベースとなる下のパイプ2本。
そしてハンドル部分。
最後にタイヤのビードを押す部分とリンク。
これら全てで1m単管パイプ5本で完成します。1本だけ切断が必要ですがほかは不要です。
継ぎ手については下の通り。
2本自在継ぎ手:4個
3本90°固定継ぎ手:1個
以上で出来上がります。大体3000円以下でできますので、5本も組めばもとが取れます。
という感じでビードブレーカーを製作したら、次は交換作業のご紹介。
◎タイヤの外し方。
まずはバルブを外してエアーを抜きましょう。
次に裏向けたホイールをビードブレーカーに置きます。
サイドウォールとホイールのぎりぎりを狙って数発うちます。
ビードが全周落ちたらレバーをさしこんで、ひきあげます。
1箇所引き上げたらすぐ横に2本、3本と差し込んで引き上げます。
3本のときはこんな感じ。
最後までやると裏リム側のビードが外れます。
次は表リム側のはじまり。引っこ抜いたホイールを立てて、表側から裏リムにレバーをイン!引っ張りながらタイヤを下にします。
差し込んだレバーの隙間にどんどんレバーをさしていきます。
タイヤが暖かいと柔らかいのでサクサクすすみます。多分レバー2本でラクラクいけます。
ここまで行くとタイヤは外れたがってきます。
そして完了。
今回のタイヤは225/40/r18のピンソPS-91、ホイールはアミスタッドの10J18インチ、オフセット+16でした。
準備と片付けを含めて2本で約15分。
いかがでしょう?十分DIY効果ありますね!
是非お試しください。
ゆんゆんふぁいたー