ハロー!お久しぶりですゆんゆんふぁいたーです。最近は新型コロナとウルス(新型コロナウィルス)による、カイエン(肺炎)によりお出かけできない毎日に嫌気がさしております。
が、そんななか、昨日仕事から帰宅途中、いつもの通り爆音低速蛇行運転で走っていると、右フロントからゴフゴフという音が…。
確実異音と感じたゆんゆんふぁいたーは本日さっそくタイヤ交換をかねて確認してみました…
ハブを上下に揺すること数回…!わかりました!ロアボールジョイントのガタです。今までJZX100時代も含めると何回も切れ角アップの為にここを交換しましたがマジモンのガタに出会うのは初めてです。
はっきり言ってハブを揺らせばすぐ分かります。ロアアームは微動だにしないのにハブ&ナックルASSYが1mmくらい上下に動きます。危機意識が無ければ乗車状態では絶対気づかないでしょう。また、フロントのスプリングがゆんゆんふぁいたーのように20キロ超えのハイレートじゃないとわからないかもしれません。ですが、放置すればタイヤが外れて大事故です。リコールにもなった部品ですからね。
というわけで、今回は急遽フロントロアボールジョイントの交換を実施します!
先ずはこの通りジャッキアップ!
タイヤを外してウマ掛けしましょう!この後の作業を考えればウマは必須ですよ。
そしたらハンドルロックを解除して、フルカウンターにしましょう!そう、以下の写真のとおり、ゆんゆんふぁいたーのJZX110は挟み込みタイプの切れ角アップナックル装着車です。
と、言うことで、先ずは予備のボールジョイントのタイロッド接続部を切り落とします。
用意するのはグラインダーと切断砥石、サンドペーパー砥石です。
この2つで、1つ約5分で仕上げまで完了できます。
まぁまぁまできたところです。ギリギリで、切り落としましょう。タイロッドエンドのナットに干渉すると厄介ですからね。
はい、サクッと。
こんな感じで切り落とします。
そしたらささっと面取り、ならしまでペーパーディスクでおこないます。グラインダーの回転数は全開で問題ありません。ガシガシけずりましょう。
それでは装着。ナックル装着する場合と何も変わりませんが相変わらずボールジョイントは面倒くさいあの作業があります…。
とりあえずナックルを固定している2本の六角ボルトを緩めます。そのあと、一番下のキャッスルナットを外しましょう。
で、キャッスルナットを外したら、裏向きにキャッスルナットを装着して、ボールジョイントセパレーター(タイロッドエンドプーラー)を装着します。
今や作業をネットで調べてからやるのは当たり前だと思いますが、ボールジョイントセパレーターを直接ボルトにかけないようにしましょう。ボルトは曲がるしネジ山が潰れるし、なので確実に死んだ部品を取るとき以外はちゃんとナットをかけましょう。
ちなみにこのボールジョイントセパレーターですが、やった事ある人ならわかる通り普通のボールジョイントセパレーターはこの大きなボールジョイントを挟めません。
そこで、ゆんゆんふぁいたーはアストロの安いボールジョイントセパレーターを加工して、幅を広げて薄肉化してます。
当然強度は犠牲になりますので、鬼トルクで締めるのは避けて、セオリー通りまぁまぁ締め付けでテーパ嵌合近傍をどつきまわすというのが必要ですが、今回もそれではずれました。
一応普段使いのボールジョイントセパレータは別に持っておくのをオススメします。ゆんゆんふぁいたー家には別にイイやつを1つ持っています。
ここまでくればあとは楽勝です。ナックルASSYは重たいので別のジャッキで、支えつつナックルから分離させます。
必要なカラーなどを移植したら…
この通り本締めして完了です。
最近はコロナコロナとめんどくさい世の中ですが、クルマいじりして、子供と遊んで、ビールでも飲む休日は心に優しいですね。
朝上げておいた鯉のぼりを観て、明日もいい日であることを祈るばかりです。
ゆんゆんふぁいたー