こんにちは、ゆんゆんふぁいたーです。
先日メーガンレーシングのロアアームの取付をご紹介しましたが、実は固定ボルトの長さ不足や調整部の固着があり、走ることなく一度取り外しておりました!
今回、不足していたボルトとナットを新規手配し、調整部の固着も取り除いたので再度取付しました!
今回は完成編ということで、取付、調整をご紹介します。
今回も作業は早朝5時!ジャッキアップ等の音が出る作業は前日に済ませました。
ここから作業ですが、前回のブログでほぼ作業はできていましたのでざっくり省略!
その代わりに購入したボルトやナット、取付作業の仕上げを紹介したいとおもいます。!
普段外して、つけて、だけなので何ミリのボルトで、ピッチは…なんてこと考えませんよね、いいとこ、工具のサイズくらいです。
今回購入したのは車高調ロアブラケット取付部とナックル取付部の両ボルトナットです。
○ボルトサイズ
M14×P1.5(細目)首下L=110mm
ねじ長さ40mm、強度区分12.9
黒色酸化皮膜仕上げ
4本
○ナット
M14×1.5
強度区分12.9
パーカ仕上げ
4個
○ワッシャー
M14平 パーカ仕上げ
20枚
ちなみに、ボルトは先端15mmをカットしております。
長いボルトをカットして使う理由ですが、ロアアームに接する部分がネジ部になるとせん断破損につながる、またフレッティング摩耗するからです。
以下のように使うと。非ネジ部がロアアームに当たるので安全ですね!この、非ネジ部の長さが最適となるのが首下110mmなんです。
ここまで準備したら取付です。奥側のメンバー取付部は純正ボルトを使います。
ロアアームを最短にセットしているためボルト穴が合いにくくなってます。ジャッキ、バールなどで位置合わせして、ボルトをやっつけないように注意しながら差し込みましょう。
全てのボルトを挿し終えたら締付、合いマークを入れます。ピロ化、リジッド化した車両のボルトは振動で緩みやすくなります。定期的にチェックができるように心がけます。
ちなみに、このような汎用ボルトは大概22mmになりますので、ソケットやメガネがあることを確認しましょう。
更に調整部も締付したら合いマークを入れます。
両側の取付が完了、いかがでしょうか、やはりシルバーぐらい目立たせない色がいいでしょ?(笑)
この状態のままだと、トーが完全にアウトに行くので以前紹介したトーコントロールロッドも調整します。
キャンバーとトーを調整して、前後をみるとこんな感じでキャンバーもかなり起きてきたと思います。
今までこんなに片べりしていたので今回のロアアーム導入はかなりの改善になったと思います。
以上でしたが、気づきましたか?約1週間の間に購入するボルト検討、買うという行動、切る、試すところまで全て行っています。当然仕事もして家事と子育てもしています。
無我夢中という言葉がありますが、クルマをいじってるときのゆんゆんふぁいたーはまさにそんなところ。最速で考えて最速で実施します。仕事もそのつもりですが、やはり趣味には勝てません。逆にこのクルマの経験を積んだからこそ、効率の良い仕事イメージができているのだと思います。
そして、工具や設備、部品への投資がコストに見合うかというセンスも磨かれた気がします。
工業系企業である以上、後輩にしたいヤツNo.1はクルマやってるやつっていつも思っていましたが、自分で触る同じような人は入社して14年、自部署に現れることはありませんでした。ゆんゆんふぁいたーレベルだと今のドレドリやスタンス、フェンダリスト系のアツい人が後輩に来たら負けてしまいますけど(笑)
話がそれましたが、やはり男は趣味!1時間が1分に感じられるような夢中を続けて、子供達に背中を見せたいですね!
ところで本日病院に(コロナではなく耳鼻科…)行ったところ、案内された駐車場所の隣にはJZX110 後期が!失礼ながら並べさせていただきました!
いや〜ノーマルの110は本当に車高が高いですね!ぜひこの車両のおじいさまもゆんゆんふぁいたーのブログを読んで、車高を適正な範囲に直してほしいものです!
確実に若くなれると思います。
2020.06.13追記
乗り心地については、リヤの足回りがかなりピロ化されているためコツコツという比較的細かな振動を感じやすくなっていましたが、その代わり、上記写真のようなかなり残り少ないタイヤでもパワードリフトでかなり前に進む感じです。
やはりキャンバーが起きたことと、アクセルオンでのリヤのアライメント変化(特にアクセルオンで沈んだ際のトー変化)が減ったためだと思います。
リヤのトラクションが不足しているJZX110 、JZS171、SXE10の皆様、是非導入してみてくださいね!
ゆんゆんふぁいたー