はーいこんにちは!
ゆんゆんふぁいたーのお時間です★
今回は、ずっと変えたくても放置してきた、こちら一式を交換します!
●交換部品一覧
・ステアリングラックブーツ
・ロアアーム偏心ボルト
・ロアアーム偏心カムプレート
・ロアアームナット
●交換理由
ステアリングラックブーツはそろそろ小さく裂け目が入り、ダスト侵入の可能性がでてきたこと、偏心ボルトはキャンバーの影響か、伸びてきている&ネジ山がだめになってきている気がしてましたので交換です★
●作業
それではいつもどおり作業!まずはジャッキアップですが、フロント両輪サクっと上げてあげましょう★ロアアームの根本&タイロッドの根本を触るので潜って作業があります。ウマを使いましょう!
とりあえずホイールをちゃっちゃとはずしてしまいます。また、ハンドルロックがかからないようにカギはさしておきましょうね!
交換するのは下の3箇所!なぜ同時にやるのか…読み進めていただくとわかると思います。
外すのはこの3箇所なのですが、ラックブーツが抜けないのでタイロッドエンドから作業となります。
●ステアリングラックブーツ交換
というわけでこちら、したの割りピンとナットをはずします…。
そして、こちらタイロッドエンドのナット部分にはもとに戻せるように合いマークをつけます。
このタイミングで緩めてしまうのがよいでしょう!
次はタイロッドエンドの嵌合をプーラーで外します。必ず不要なナットをつけて外しましょう!
キャッスルナットは弱いのでプーラーにかけると潰れます。
ラックブーツ手前のクランプをプライヤーで外します。
奥側はタイラップて止まっていましたのでカットして取り外し。純正だとメタルタイラップて止まっていると思います。
するとこんな感じで抜けてきます。少し引っかかりますがぐっと抜くと取れます。
あとはタイロッドエンドとナット、クランプをタイロッドから外して抜き取るだけです。
新旧の比較はこちら…結構くたびれてますよね!
新しいブーツには軽く潤滑油を塗って装着性を良くしてから組み付けます。
ラックにくっつくところがなかなか入り難いのですが、タイロッドを縮めて、手でゴリゴリ押すとなんとか入ります。完成したらタイラップとクランプをつけましょう!
●偏心ボルト交換
ここからは上記のラックブーツ交換の途中に実施したロアアームの偏心ボルトの交換です。
まずはこのとおり、ボルトとナットを緩めます!
偏心カムには印をしておくとだいたいのキャンバーまではもとに戻せます。
緩んだらボルトを引っこ抜くのですが、ここでラックブーツと作業を一緒に行う理由がわかると思います。
そう、抜けないんです。もっとタイロッドを引っ込めてもまだ当たります。当然ですが、ラックブーツがついていたら更に抜けません。
ここで、タイロッドをナックルから分離させると下のようにタイロッドが下がります。
これてやっとボルトが抜けます。
抜けたボルト、ナット、プレートを比較します。色はめっきが変更されたため異なりますが、ねじもも結構くたびれていました。
あとはもとにもどしていくだけです。
ロアアームの根本のブッシュが挟まっているとメンバーのブラケットにくっついているのでおそらくネジ穴がずれることはありませんのでそのまま差し込みましょう。
ちなみに、下の写真で右側は22mm、左側は19mmとなります。工具サイズが22mmと微妙なので気をつけましょう!
偏心カムの位置を同じにすればほとんどずれないと思いますが、締付後は左右のキャンバーの確認をお忘れなく。
ステアリングラックブーツ交換をするときはついでにこの偏心ボルト一式の交換作業を行うと良いと思います★
みなさんもぜひメンテナンスご実施くださいませ。
ゆんゆんふぁいたー!