こんにちわ、リモワ収集系イクメンのゆんゆんふぁいたーです(笑)
本日は久しぶりのリモワネタということで、機内持ち込みサイズ最軽量を誇るサルサエアー(羽生カラーといわれるインカゴールドです)についてご紹介したいと思います。
○外観
ここは写真でお伝えしましょう。
まず、ぱっと見でわかるのはトパーズやサルサデラックスにあるラゲッジホルダがなく、鍵、ハンドル、テレスコピックは上にあるということ。
さらに側面には鍵どころかハンドルすらありません。横に持てるという機能は捨てたようですね…。
テレスコピックハンドルはT字型の1本!サムソナイトなんかでこのデザインはありますが、ブリーフケースなどを通して載せられないのでリュックの方向けですね!
こちらのサルサエアーもマルチホイールなので割り位置は中間です。よって、ハンドルはテレスコピック側の面に配置されています。
○軽さ
一番の売りの軽さは写真では伝えられません。が、ただひたすらに軽いです。スーツケース界でナンバーワンでしょう…。
そのためか、このサルサエアーと普通のサルサを比べるとポリカの板厚も半分くらいになっているのではないでしょうか??サルサのベコベコ感を通り越してプニョプニョしています。
内装も極薄のメッシュのみ…。
良く割れる、へこんだら戻らない、ホイールハウジングごと脱落するなどの問題が多い理由は板厚にあると思います。
正直、軽くても、壊れる可能性があるような薄さっていいんでしょうか…。荷物が破損したら、出先で破損して面倒になったら、などリスク回避するために高級なリモワを使うわけで…
ちょっと文句言ってしまいましたが、ヒンジはセンター1発!潔いを通り越して無謀…ジッパーをフルオープンさせたらくねんくねんですよ?(笑)
ちなみに、鍵部分もフルでプラスチックです。ニッパー一撃で開く…そもそもニッパー一撃でスーツケースを切り開けます…。
○値段
このサルサエアーのキャビンマルチホイールはホイールがついているリモワの中で最も安い製品だと思います。軽さを追求する中で余分なもの(ゆんゆんふぁいたーとしては必要なものもなくなっていますが・・・・)を取り除いた結果安くなったのもあると思いますし、純粋に原価低減を進めた結果だとも言えます。
原価低減は嫌いではありませんが、値段が安いからリモワ買う人が増えるとは思いませんし、最早ブランドですので、そのあたりはしっかりマーケティングとブランディングを行うべきでしょう。
ちなみにホイールはほかのキャビンマルチホイールと同じ。そこだけならじょうぶです。
○生産地
チェコです。ドイツでもなく、カナダでもありません。基本的にリモワはポリカの製品はすべてチェコで作っているようです。現在ゆんゆんふぁいたーは3種類のポリカ製品(サルサデラックス、サルサ、サルサエアー)を保有しておりますが、すべてチェコ製です。ボサノバとか、ハイブリッド、サンバとかの変わり種モデルがどうかはわかりませんが、やはりEU圏内で安い労働力があるところで作っているのでしょう。
◎総括
というわけで、ゆんゆんふぁいたーの過去のコレクションブログにもありました、サルサエアーについて紹介しました。
◎良い点
軽い、安い、マルチホイール、ジッパー内装
◎悪い点
ハンドルが弱い、横持ちできない、バッグと合体できない、割れやすい
いかがですか?ゆんゆんふぁいたー的にはあまり好きではない製品で、軽さ、手軽さなどアルミとは方向性の違う製品だとおもいます。
サルサエアーは正直このサイズだけしかリモワとしては許されない気がします。これ以上重くなった、大きくなったら、流石に強度面でNGです。
ただ、昨今の機内持込荷物の重量が厳しいLCC国内線専門などでの使用なら、その軽さのメリットが活きるかなというところです。
ぜひご検討ください。
ゆんゆんふぁいたー