yunyun-fighter’s diary

群発頭痛と闘いながらも一生懸命子育てに仕事に、夢を追いかける人生のブログ。

JZX110マークⅡの窓落ち修理!簡単だけど面倒くさい!をご紹介★

はーいこんにちわ、ゆんゆんふぁいたーのお時間です★

 

本日はこちら、JZX110マークⅡのリヤウィンドウ落ち修理です。


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何といっても、この窓落ち、すでに3か月は放置していました。


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110系の窓落ちは1度落ちても、そのまま閉める方向にうごかしておけば、とりあえずウインドウレギュレータが支えてくれるので、開けれないだけで不自由はないのです(笑)
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ですが、そろそろ年末年始のこのタイミングで修理しないといつまでも修理しなくなってしまう気がするので重い腰をあげることにしました。

 

●ドア内張り外し

それでは作業ですが、ウインドウレギュレータ周りをいじりますので、まずはドア内張りを外します。

最初は、ドアノブからスタートです。ノブ奥のいかにも外してくださいという見た目のカバーを外したら、ねじが出てきますので、それを緩めましょう。

 

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早速次が難関ですが、下の写真のように、ドアノブの枠を取り外します。かなり外しにくいですが、ドアノブの支点側の上下の部分を保護したマイナスドライバーで引っ張って外します。下側から外すと取りやすいと思います。

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頑張って外すと、下のように取れます、この辺りはJZX100も同じような感じだったと思います。意外とツメが割れたりしないので、安心しましょう。ただ、寒い日などはパキっと生きやすいので気を付けましょう。


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次は、JZX100ではツメ割れ率ナンバーワンともいえるウインドウスイッチ部分の取り外しです。ですが、ここはJZX110!!進化しています。後ろ側から外すとまず割れることはないと思います。

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前側も引き上げると、とり外せます。この部分の進化はJZX100でツメ割れを経験した人なら感動ものですね(笑)


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すると、奥からまたねじが現れますので、外しましょう。内張り外しで必要となるねじは以上の2本となります。かなり楽ですよね。少し前にお送りしたソアラの内張りに比べるとねじの数は10分の1以下でしょうね。
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あとは下側から内張りをめくりましょう。クリップだけですのでバチバチといいながら外れてきます。
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ここまできたらあとは上方向引っ張るだけで外せます。ねじが少ないというのは素晴らしい設計ですね。JZX100では外周にたくさんねじがついてましたから、この進化はすごいと思います。
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外れるとこんな感じ。ブチルゴムとビニールカバーがついてます。と、極寒の朝の作業のこの日、ブチルが硬化していることに気づきました汗。
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ちなみに内装の裏側はこんな感じ。固定のクリップの箇所見ておくといいと思います。


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●ドアレギュレータ外し

で、先ほどのブチルの件、完全に硬化しているので、仕方なく遠赤ヒーターで温めます。数分温めれば柔らかくなるので、その状態で少しずつ剥がしていきましょう。

 

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下側をすべて剥がし終わったら、くるくる巻いて上のほうに仮固定しましょう。作業の邪魔になるので、全部剥がしたいですが、上部のドアノブ周辺のリンケージから外すのが面倒なのでこのくらいがいいと思います。

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次に、ドアレギュレターをはずします。ボルト4本で落ちてきますので、すべて外しましょう。通常ですと、半開位置に移動させてから外すのがいいですが、窓落ち状態で全閉すると、レギュレターが異常な位置にいますので、そのまま外します。
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4本外すとこんな感じで外れます。f:id:yunyun-fighter:20220104085711j:image

 

したから外すとこのようになります。ハーネスが邪魔なので外してしまってもいいですがこの状態でレギュレータの位置を半開きにするためです。ウインドウ全閉状態では直せないので、ここで半開きまでは移動させましょう。f:id:yunyun-fighter:20220104085749j:image

 

その状態で今回写真撮影のためにレギュレータを外しました。見た目と動作に問題なければ、そのまま使えますので、元に戻します。

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●ウインドウ下レール修復

次にウインドウを手で支えながらゆっくり下げましょう。

すると・・・あれ、ウインドウの下レールが右側にずれてしまっていますね。

本来ならこんなに飛び出してはいませんので、手で戻します。
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●組付け

手で戻し終わったら、レギュレータの四角いスライダーをレールに入れて、レギュレータを元の装着部位あたりに配置します。
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この時、ウインドウを半開きくらいにして手で上下させるとねじ穴が合いやすいと思います。
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ある程度ねじ穴が合ったら、即座にボルトを挿しましょう。そして、ウインドウを手で上下させて微調整しながら残りの3本を締めこみます。f:id:yunyun-fighter:20220104090141j:image

 


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4本すべて締め終えたら、ウインドウスイッチを装着して、動作確認します。全閉から全開まで問題ないことを確認します。
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と、ここまできて気づきましたが、全開状態だと、ここに下レールが見えます。なんてことでしょう。半開き位置で作業した自分が悲しくなりますね(笑)

同じ作業を何度もしてますが、今回は何か変だと感じていたのですが、それはこれが原因でした(笑)

 

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作業後には、下レールにシリコンスプレーを吹いておきます。これでかなり動作はよくなります。f:id:yunyun-fighter:20220104090251j:image

 

ここまで来たら、元に戻すだけですね。ビニールを元通り貼って(ブチルは再利用)、ハーネスを元の位置から出しておきます。f:id:yunyun-fighter:20220104090304j:image

 

そして内装を復原したら完了!!意外とさっと終わります。やり始める気になるのに時間がかかるだけで(笑)f:id:yunyun-fighter:20220104090321j:image

●今回の作業道具

・マイナスドライバー

・プラスドライバー

・10mmボックスレンチ

・シリコンスプレー

・養生テープ

・遠赤ヒーター


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というわけでお送りしました、窓落ち修理ですが、やり始めれば約1時間の作業となります。やりはじめるまでゆんゆんふぁいたー本人の起動に3か月かかりましたが(笑)

 

冬の季節、窓が凍結した状態で無理やり開けたりすると窓落ちしやすいですが、このように修理できます。修理のご参考になれば、と思います。

 

ゆんゆんふぁいたー