こんにちは、ゆんゆんふぁいたーのお時間です★
本日は〜JZZ30ソアラ!!パワステタンクの交換を実施します。
●事前準備
タンク交換だけならジャッキアップは不要ですが、エア抜き工程でハンドルを切る必要がありますので、スロープにのせておきます。
購入したのはこちら純正のリザーバータンクです。10000円程です。内部のフィルターが一体なのでフィルターが詰まったらAssy交換となります。
まずはオイルを抜きます。大きめのスポイトでガンガン吸いましょう!
吸い取った油はこんな感じ(全部ではないです)です。真っ黒ですし、コンタミがういています。
●交換作業
まずはパワステラインを外せる状態にします。
2箇所です。ポンプ側から外すのは、タンク下側のホースバンドがはずしにくいからです。
ポンプ側はボルト1本!抜ける状態にしておきます。
次にタンクを外す準備です。
ボルト計3本とクリップがありますので、外します。
やや作業しにくい位置なので、小さい工具をうまく使いましょう。
全部外せる状態にしたら一気に外します。オイルが出てくるので廃タオルなどを敷いておくのをオススメします。
タンクが外れたら残ったホースをはずしますが、これがなかなか取れないホースバンドです。ゆんゆん的には作業性が、悪いだけなので再使用はせず、普通のバンドに交換しますので、壊して外します。
新しいタンクにホースをつけ直しましょう。
工具箱の上で作業したら油だらけになって泣きそうなのはナイショです(笑)
ここでタンクを車両に装着します。ポンプへのラインは接続してしまいます。接続部のコンタミ侵入が懸念されますのでサッと作業します。
ここですね。絶対にコンタミが入らないようにしましょう。
●オイル抜き作業
次は古いオイルを抜き取ります。タンクへのリターンホースにペットボトルを差し込みます。
ジャッキアップして、ハンドルロックを解除した状態で手でハンドルの据え切りを繰り返します。
大体20往復くらいですね。
出てきたオイルはこのくらい。何度も動かすとオイルが抜けてハンドルがスカスカになります。
●充填&エア抜き作業
それではここからはパワステオイルを入れていきます。途中でなくなると困るので4L購入しました。安くてオススメです。
リターンホースをタンクに取り付けておきます。
次にパワステオイルを注入。中は空っぽですので満タンまで入れてOKです。
再度ハンドルの据え切りを繰り返します。
オイルを何度も補充しながら50往復位させました。途中からどんどんハンドルが重くなってきてエアが抜けて来たのがわかります。タンクの油面にもエアがポコポコ上がってきます。
完全にエアが抜けたら油面を適切にして作業完了です。
このあとエンジンを始動して異音がないことを確認しましょう!
意外と簡単ですがとにかくエアが抜けるまでハンドル据え切りを繰り返すのが大変!
ハンドルを回すにしても、手でタイヤを回すにしてもとにかく疲れます。
でも古いクルマは内部に残るパワステオイルが汚いため、このような交換がベスト。
ぜひパワステタンク交換した際には全量交換、やってみてくださいね!