yunyun-fighter’s diary

群発頭痛と闘いながらも一生懸命子育てに仕事に、夢を追いかける人生のブログ。

ヤマザキマザックの工作機械博物館!世にも珍しい工作機械博物館とは??

はーい、こんにちは★

ゆんゆんふぁいたーのお時間です。

 

本日は石の博物館に続き、世にも珍しい工作機械の博物館に行ってきましたのでレポートします。はたして、小さな子供に工作機械・・・・わかるのか??

 

●今回行った場所

今回行ったのは、岐阜県美濃加茂市にある、ヤマザキマザックという世界的に有名な工作機械メーカの博物館です。ゆんゆんふぁいたーの会社でも、多数導入している、というか日本のほとんどの会社の工場では導入されているような工作機械メーカです。

 

場所は岐阜県美濃加茂市の前平公園の向かいにあります。若干場所はわかりにくいですね。
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博物館と聞いて、どんな建物・・・?ときいていったら、見えてきたのはとんでもなく小さいピラミッド状の建物。ショボそう・・・帰る??と思ってしまうほどです(笑)
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●入場

車を止めて近づくと1分で見終わりそうなサイズの建物です(笑)

たしか大人500円です・・・大丈夫か?????
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と思ったら、ここはなんと入り口の受付だけの建物。

なんとすべて地下に博物館は埋められているのだとか・・・・すごすぎる。

 

●入館料

入館料は

大人500円 高校生大学生300円 小学生200円です。

JAFの会員は8人まで50円引きです。今回は150円引いてもらえました。


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●展示

展示は全部地下となります。まるで核シェルターのようですね、世界のマザックさん・・・すごすぎます。

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一発目に出てきたのは100年くらい前のベルト式旋盤・・・。これはやっちまった??と思ってしまいます。ここから旋盤ばかり並ぶ博物館・・・子供は耐えれないよ??(笑)


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と思ったら予想通り。紀元前の手動旋盤から、江戸時代までの旋盤がどんどん出てきます・・・。これでNC旋盤になった後、次はフライスだったら・・・汗。


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●SL展示

いろいろ心配しましたが、いきなり登場したのは蒸気機関車いわゆるSL、D51です。

しかも、レプリカではなく、本物なんです。なので、実際に動いていた機器がすべて残されています。



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その証明にシリアルもあり、導入の写真も残されてます・・・。


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そしてゆんゆんふぁいたーブログでは初公開!!!!蒸気機関車コクピットです(笑)

1グループごとに説明員がついて、説明してくれますし、警笛もならせます。


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走行時の操作や、運転視線も教えてくれます・・・。

すごい経験になったはずです、父であるゆんゆんふぁいたー自身もこんな経験は初めてでした。f:id:yunyun-fighter:20230514151407j:image

 


●加工方法学習

ここでは、画面を使って旋盤、フライス、ボール盤、ねじ切り加工が自然と学べます。回転しているワークにタッチパネルでバイトを動かしていくゲームというのは度肝を抜かれました!

確かにわかりやすいです。3歳の子供でも夢中で遊べました。

 


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●工作機械の歴史

ここからは歴史的な工作機械がずっと並びます。

ゆんゆんふぁいたー的にはとっても面白くて撮影が止まりませんが、さすがに子供たちはスルー気味。仕方ないですよね。。
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こちらの工作機械はまさかのはす歯歯車のギヤ加工機・・・。軸側の動作、加工機の動作がすべて機械的に連結されて同期動作します、電気仕掛けにできなかった昔のほうが難しいことをやっていましたね・・・。
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●航空機展示

 

工作機械の作る花形製品といえばやはり航空機。

エンジンもコクピットも置かれて、子供たちも興奮気味!!


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コクピットはやはり細かな部品加工が必要とされる部位、大人でも見ていて飽きませんね。
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そしてエンジン!旋盤やフライスなど加工技術の塊です。

鋳物の技術も必要ですね。ただ、現代では3Dプリンターがアディティブマニュファクチャリングとしてそれらの加工技術に襲い掛かっています。

ゆんゆんふぁいたー家では普通に3Dプリンターを運用してますが、子供達にはいつかどちらもフレキシブルにつかってモノづくりできるような人間になってほしいなぁ、と思っています。
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航空機の最後はヘリです。飛行機に比べれば飛行原理の時点で高度な部品加工が必要となりますよね。機体はヒューズの369HSでした。

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●自動車展示

自動車の展示はこのT型フォードのみ。ここだけはちょっと残念。

ほかに無かったのか・・・それとも、T型フォードの生産にマザックの工作機械が・・・?(笑)

 

ですが、横に置かれたデフは・・・あら、T型フォードってこんなに現代的なデフ使ってるのね(笑)・・・・日産のR200デフですよね、2穴×3の6穴サイドフランジが懐かしい。

 

●現代の加工機

そして最後までくると、現代の強烈な工作機械たちが待ち構えます。

6軸マシニングセンタレーザー加工機、信じられないような加工をとんでもない速度でやってのけます。


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タービンのコンプレッサーホイールも自在に切削で加工ができます。

この時は内部で、ウォーターポンプのインペラと思われるものを加工空送してました。


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そして、子供たちの度肝を抜いたのがこのスーパーマシン。

レーザー加工機なんですが、ヘッドの動きが信じられないぐらい速い!!なかから飛び出してくるのでは??というスピードで動くので、そとから見ていた息子がのけぞってました・・・。(笑)

 

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信じられない速度と美しい加工・・・。

マザーマシン、マザックでっすね。。
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そんなこんなで、楽しんできました工作機械の博物館!!

期待以上の内容に、格安の入場料、子供たちの興奮度も最高!!

 

なかなか普段オモテに出てこない工作機械ですが、これほどうまく工作機械を伝える博物館もないと思います。

ここは本当にオススメします。ぜひ子連れのお父さんお母さんは行ってみてください。

 

ゆんゆんふぁいたー