はーい、こんにちは。
ゆんゆんふぁいたーのお時間です★
本日も最近通勤で大活躍中のJH1型 N-WGN!!!なんか助手席のシートベルトを伸ばそうとしたらとんでもないテンションで張っていたので今回はその対応をしようと思います。
○注意
くれぐれもマネしてはいけません。このN-WGNはゆんゆんふぁいたー専用の一人乗りマシンとして使っているのでこうしたまでです。
作業の参考に・・・ではなく、知識としてみてください、真似しちゃう人は読んではいけません(笑)
○現状
左側側面を事故現状で購入したこのN-WGN。サイドエアバッグは展開していましたので、取り外しましたが、まさかシートベルトが張っているとは思いませんでした。
これはプリテンションタイプのシートベルトあるあるなんですが、内部に火薬が入っていて、事故るとシートベルトを巻き上げてロックします。
使用していない席でも関係なくなりますので、厄介ですよね。
正規に修理すると多分3万円以上の部品代と交換工賃が発生します。
○シートベルト取り外し
まずはこの状態からベルトASSYを取り外しにかかります。
とりあえず内装のパネルからですね。ねじはありません
次に、上部のブラケットを車体から外します。
ボルトの部分はカバーで隠されていますので、まずはそれを外してからですね。。
外したあとは14mmのディープかちょっとエクステでシートベルトバックルを避けて緩めましょう。意外とトルクが高いのでなめないように気を付けること。
緩んだら次は下部です。上側を外せば下はシートベルトのテンションがないので簡単ですね。ただし、トルクは高いので気を付けましょう。
この場合も周囲の障害物を避けるためにエクステかディープソケットを使用するのがベターです。
下のボルトが取れたら、巻き取り部分全体を固定しているボルトも外します。
これは8mmだったと思います。
最後に、コネクタをはずすのですが、ちゃんと爆発作動済みのシートベルトであることが確実な場合は下の写真のように抜けばいいですが、そうでない場合は、エアバッグと同じで暴発しないようにバッテリーを外して、一定時間経過後にしてください。
高級なプリテンシートベルトが暴発したら泣きますよ??
○禁断の分解
取り外したシートベルト全体は以下の感じ。
ぱっと見は普通ですが、押しても引いてもベルトが伸び縮みしません。完全ロックです。
というわけで、コネクタの接続されていた管の先がつながっている側を分解していきます。作動前の場合、まじで爆発の可能性があります。絶対分解しないでください。
まずは巻き取りばねが外れます。
外れた瞬間にばねがびゅーん!!!って音を立てますが気にしないでください。組み立て時にまけばいいだけです。
次に問題のプリテンショナーの部分を外します。この中に火薬で作動するロックギアが入っているわけですね。
外したら、さっそく分解します。
本気で危ないので、作動前のプリテンはここでストップですよ??
はい、開きました。内部は金属ボールと不思議なギアがいます。
作動するとパイプ内にあった複数の金属ボールが発射され、ギアを巻き上げながらロックするわけですね!!
○再組立て
理屈がわかったらプリテンショナー機構を除去して普通のシートベルトに改造してあげます。
まずはボールと歯車、金属板を除去。次に、プラスチック板と黒いプレートを装着してねじ止めします。
できあがったプリテン機能レスプリテン部分を元通り組付け。
この状態で、ベルトを動かしてみて、動くことを確認しましょう。
ちょっと巻き上げさせてから引っ張ると伸びると思います。
動作が問題なければ、ばねの部分を装着、この時、シートベルトはある程度巻き上げてから装着したほうがいいです。これが巻き上げ力になります。
あとは元通り装着するだけ・・・!!!!
おおおおお!!シートベルトが普通に使えるようになりました。
というわけで、ゆんゆんふぁいたーの1人乗り通勤快速マシンのシートベルトのロック解除を行いました。
こんなことできるんだ~ふ^-ん!!くらいで見てくださいね。
マネしちゃだめ、絶対★
ゆんゆんふぁいたー