こんにちは!ゆんゆんふぁいたーのお時間です★
本日はラックブーツ交換に続いて車高調のばね交換です。
ジャッキアップ写真は使いまわしですがご了承ください。
○背景
早速ですがこちら。ソアラのフロント車高調ですが、ロアシートとロックナットがすでにピタピタ…これ以上車高が下がりません。
全然納得車高ではないのになぜーーーー?ってことなんですが、このクスコってメーカの車高調、ばねがバネバネしてるんですよね。無駄に自由長が長いばねを使ってます。とりあえず自由長の短いばねを購入しました!もちろん中古です(笑)
○作業
まずは車高調をバラせるようにすべて緩めましょう!車体についていたほうが緩めやすいからです。車体との取り付けを外した後に・・・・あれ?ってなることありますよね”
次にロアブラケットのナットを緩めます。19mmですがトルクが高いので1/2サイズの工具をオススメします。
はい、抜けました。この作業ですが左右同時に進めたほうが、スタビの突っ張りが無くてやりやすいです。
○裏技!!
今度は車高調を外して…が標準作業ですが、ソアラのフロント、特に助手席側の車高調取り外しは、作業が大変です。
ということで、今回はアッパーアームを外すことなくロアブラケット下に引っこ抜く方法でバネ交換します。
まずはロアアームについているブラケットを外します。
下のようにブラケットが取れるとかなりスペースがあります。
この状態で車高調のブラケットをロアアームからズラしてはすします。
ひたすらグルグル回すと…はい、取れました!
さらにばねも同様に引っこ抜いていきましょう。
下の写真の通り、すべてはずれてダンパーのみの状態になりました。
全長調整式ならではのばね交換ですが、ソアラのように車高調を外すのが大変な車両ではすごく助かりますね!
あとは逆に組んでいくだけです。まずはばねを入れます。その後ロアシートを装着していきます。
ロアブラケットを装着したらさらにグルグル回していきます。
ここからはロアアームとブラケットを取り付けていきますが、JZX110のときと同じく、スタビライザーのテンションがかかって、ボルトがなめやすいです、上手にボルト穴を合わせましょう。
きれいに合わせたら、2本とも手で締めておきます。これを両側確実に実施しましょう。そのあとに両側工具でトルクを出す感じです。
この部分を両側締めたら次は車高調の下側のロアブラケットです。ここも穴を合わせなければいけません、スタビライザーの張りがあるので、ジャッキで持ち上げて位置を合わせましょう。
きれいに位置が合えば、工具無しでスポッと入ります。下のようにちゃんと入れたらあとは工具で締められます。
というわけで、締め付け完了した姿が下の写真。ばねが短くなった分ロアブラケットを上げましたので、また下げ幅が無いように見えますが・・・。
で、とりあえず、あと2センチほどの下げ幅を残した状態で、タイヤをつけて着地・・・低い!!!かっこよすぎますね!!!このまま走れるといいのですが、フェンダー内の処理がまだ甘いのと、フェンダーのツメがまだ甘いので干渉が大きいです。
ということで、しかたなく少々車高を上げてJZX110とコラボショット!!かっこいいのですがソアラのフロントのツラが今度は甘く感じられます。
JZX110はフロントは9Jでオフセットはマイナス10代です、一方ソアラは10J+20ですから、仕方ありませんね。
○結論
ソアラの車高調はクスコの場合ですが、ばねの自由長を180mmまで短くしても装着可能です。また、バネレートはとんでもなく上げたりしなければ、自由長を短くしても乗り心地への影響はありません。・・・なんでもともとあんなに長いの???ってのは聞かないことにしましょう(笑)
サイドビューはこんな感じ!
リヤビューはこちら!
というわけで、結局前後ともバネ交換ということになりましたが、結果的に良い車高まで持ってこれたと思います。
ゆんゆんふぁいたー