yunyun-fighter’s diary

群発頭痛と闘いながらも一生懸命子育てに仕事に、夢を追いかける人生のブログ。

35歳のゆんゆんふぁいたーが20代にやっておいて良かったこと、今思う20代でやるべきこと〜仕事編〜

こんにちは、ゆんゆんふぁいたーです。

本日は前々回の20代ですべきことの第2弾、お仕事についても語りたいと思います。現在わたくしゆんゆんふぁいたーは35歳、仕事についてはだんだん、同じ同期入社でも差が出て、ひとりひとりが自分の限界、定年までにたどり着くところを認識してくる年齢です。

仕事についてのお話はいろいろありますが、ビジネス書や自己啓発本を読んだり、いろいろ試せることは実践してきた私の持論を展開させていただこうかと思います。

0.背景 

 

現在ゆんゆんふぁいたーは機械設計業務をやっております。特に、開発という立場にいます。現時点での立ち位置としては、中間管理職一歩手前、役職のつかない中の一番上のグレードになったところです。

まぁ、そのグレードは年齢によるものですので早い遅い関係はないですね(笑)

私個人としては、現在までへたくそなりにも努力を欠かさず一定の成果を認められつつあるという位置にいると思っています。当然、群発頭痛をもっていることや、単純なやらされ仕事を嫌うなど業務上使いにくい人間かもしれませんが、日中寝るということもなく、基本的には一日の仕事の時間は精一杯。力が出ないときはそれを悩むくらいです。

 

おかげ様で社外向け技術報告や、新製品プレゼン、いくつかの展示会への開発品出展、また業界紙への寄稿など、多岐にわたって開発系のお仕事をやらせていただけております。そういえば社内外でいくらか賞をいただいたこともあります。私のやってきたこと、仕事編、を遊び編と同じように、段階に分けてお話をします。

ちなみに、前提条件として、私ゆんゆんふぁいたーは昇進のために仕事はしていません。そして、デキる(仕事から集まってくるような人っていますよね??)やつにもなろうとしてはいません。

人が驚くすごいことを、また子供に自慢できる仕事をしたいだけです。結果として昇進につながる可能性はありますが…そんなところは目標として持ってはいません。

 

1.入社後すぐ

一定の大きさ以上の企業の場合、入社するとすぐ同期入社の新入社員ばかりを集めて数か月、みっちり研修を行うと思います。今から思えばこの時ばかりはゆんゆんふぁいたーも寝てたと思います。仕事に直結するような楽しそうな話はしっかり聞いてましたが、やはり座学であり、本当に関係なさそうな(今でもそう思うような内容)時間は寝てました。

 

正直、今同期入社を見回してみると、当時寝てたやつがどう、とか関係ない気がします。また、直接的な野心を抱いていた人もやはりいましたが、「最速で**課長になる」とか、「技術といえば**開発だ」とか、お話していた人たち、いわゆる「自分に看板が欲しい人」について凄い噂のようなものは聞きません。

ただ、入社時から「少し輝いていたやつ(仕事のなんとか、ではない)」がいろいろ噂に聞くやつになっている気がします。

 

そういう意味では能力以上の成果を出すためには、「同期内でも印象の残るやつ」である必要があるでしょう。でもでも、入社早々の人間の集まりなんて「学生から数か月たったやつら」の中ですので、「仕事で印象」ではありません。

自分が人と違うところを上手にさらけ出して、印象をつける

ということを集合研修内でやっておくといいと思います。数年後くらいから、別々の配属先から「同期だから」という理由でメールや電話が来るようになりますが、その時から一緒に何かやったらおもしろい人の第一歩を踏み出せるからです。

 

2.配属後

 配属後は、数年~定年まで?一緒に働く人たちと一緒に生活が始まります。このときのゆんゆんふぁいたーは本当に車と女と酒?みたいなやつだったと思いますが、欠かさなかったことがいくつかあります。

「あいさつ」「定時後つきあい」「個人的先輩」

正直、あいさつなんて言われなくてもって人ばかりだと思いますが、それが最近そうでもありません。挨拶できない人たちが大量発生しています。であれば、挨拶するだけで印象だけなら一歩出られるかもしれません。

 

また、最近の若いやつは飲み会来ない、なんてよく言われますが、大企業の末端に入るわけですから、最近の流儀など関係ありません。さすがに昔ほどたばことギャンブルの連れ誘いはないですが、仕事の仲間と話ができる機会を逃してはいけません。

 部署に配属されたら挨拶を欠かさずし、定時後の付き合いにも積極的に出席。

これで、ファーストステップは問題ないと思いますが、次のステップはそのなかから

 

個人的先輩、いわゆるメンター&メンティの関係を「自分で」作ることです

そうすることで、表面的な付き合いではわからない仕事のノウハウや不満を聞くことができたり、すでに先輩が作った電話帳的な情報で動きやすくなります。大事なことは「自分から」ということです。

 

これができたら、あとはとにかく若さを武器に遊びと仕事の両立を考えるだけです。

 

3.配属から数年(後輩ができるまで)

ここでは入社から数年までの働き方を考えましょう。最近の傾向として、このような発言や意見が聞かれます。

「大学まで出て、こんな単純作業をやらされるなんて」

「こんなことをするために大学出てない」

そう、私ゆんゆんふぁいたーも同様のパターンとなりそうになったことがあります。開発品の出荷検査を数か月することになったときです。おそらく、一般的な大学卒の人であれば同じことを思うでしょう。ここで、上記のダダをこねてもしょうがありません。

ここで、私は以下の2つの考え方で、乗り切りました。思えばこの体験が今もすごく生きています。

「こんな作業だけど、いかに早くできるか改善をするため体験する」

「わたしがやったら、他人がやるよりこんなに早く改善できる」

 

若いころはどんな仕事も受け取る、でよいです。

大切なことは、人と違う色付けを仕事にすることです。

 

 

結局、大学出たくらいでは、仕事の色の付け方なんてわかりませんし、言われたままの方法で、早くこなすようなレベルでしかよくなりません。

もう一点非常に重要なことがあります。とくに、入社から数年が経ってくるとふえてくるとおもいますが、「わからないことを聞けない、失敗を報告できない」ことです。いわゆる隠蔽体質となるのですが、何歳になっても恥ずかしがらず聞くこと、失敗を報告することは重要です。

簡単に書けばいつものアレになりますが「報告連絡相談」です。

 

 

4.後輩ができる頃

上記のとおり、仕事と遊びに全開で、若い期間を過ごせば過ごすほど仕事の意味や長い目で見た仕事のやり方改善など、たくさんの疑問が浮かぶかと思います。

逆に、なにも思わず淡々と仕事をこなしたり、なにもできずに夜までいたりする人もいますが、そういう人種と考えるか、まだ仕事と遊びに全開ではないと捉えるかのどちらかです。後者にあたる人はたくさんいます。なぜ仕事をしているのか、なぜ夜まで毎日人生を費やしているのか、時間がお金に換える場所にいるだけというのが当たり前と思ってしまっているのです。

 

そんな疑問を解決し、進んでいくのがこの後輩のできる頃でしょう。仕事も増えてきて時間的制約も増えてくる頃です。

 

このタイミングですべきことは後輩に対し個人的先輩に選ばれるような人となり、信頼される人となる。

悪く言えば小さな派閥を、築くことです。

それはつぎに語る夢を叶えるためだと思います。

 

5.企画を担うとき

 

自分が開発リーダーとなって初めて動いたのは30歳位だったでしょうか。このときには小さな派閥が本当に力を貸してくれました。

 

リーダーは脳ミソフル回転で企画を作り、方針を伝え、進捗を管理するいわば旗振り、船長です。小さな派閥はこのときから船員になっていきます。当然ですが、急に船出するために船員をかき集めても、そんな船員は話すら聞いてくれず、しまいには反対勢力になるでしょう。

会社で夢を叶えるためには、陸にいるときから小さな派閥をつくって船員になりそうな人に夢を理解してもらわなければなりません。

 

企画を担う立場になるととたんに孤独に思えます。ですが、そこは小さな派閥、船員と話し、飲み、笑うを欠かさず、明るく楽しむ必要があるでしょう。

 

また、リーダーとはいえ一つ一つの小さな仕事にもしっかり興味と確認を行い、時には触ってみるべきです。

 

大きな波と小さな波がきたとき、大きな波ばかりに対策をうっていると、小さな波に不満をもった人達の意見が尊重されず、いつしか反対勢力となることもあります。すべての波をしっかりみて、包容する船長を目指しましょう。

 

 

6.ゆんゆんふぁいたーの仕事の考え方 

 よく言われることに、こんな話があります。

「あの人はよくできるから仕事が集まるよね」

本当にそうなんでしょうか。

 

「あの人が作ったやり方で仕事がうんと楽になった、すごい人だ」

 

ゆんゆんふぁいたーの考え方はもう一段階段を登るところです。

 

「あの人のやり方を真似したらだとめんどくさい仕事自体を無くすことができた」

 

新しい近道を拓き、招き入れる。自然に近道を自発的に通りたくなるようにすることで、業務が集まってくる、デキる奴にならないことが大事だと思います。

 

力技でも仕事はできますが、レバレッジ1倍の仕事を何人でやっても人数倍です。逆にレバレッジ5倍の3人なら最小15倍、最大125倍です。仕事にレバレッジってよく私は言いますが本気で大事です。

 

このことを考え始めたのはおそらく今の設計開発の部署に移る前、開発実験の頃です。耐久評価を自立運転させる数を増やし、勝手に試験機に仕事をさせ、その間に報告書を量産、また報告書をフォーマット化して、できた時間に試験機の設計をしていました。

思えばやる気はその頃MAXでしたでしょうか。今は35歳で仕事に夢を保つことに多少やる気を使っていますので当時よりはへってますね。これは仕方ないことです。

 

どんな歳になっても夢をもつ、ということができる人は限られますし、次第に家族を食わせるため、子供を育てるため、というただ稼ぐ仕事になっていく人がほとんどです。

 

家族も子供も大切ですが、本当に大切なことは仕事に家庭に本気、ということではないでしょうか。

 

Have a good Life!

ゆんゆんふぁいたー