はーいこんにちわ、ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
先週より、いきなり車両購入関連のお話が続いてますが、今回はちょっと変わって、車高を下げる方法と、その良し悪しについて、ゆんゆんふぁいたーの見解をブログに書き留めたいと思います。
○背景
先日からのブログの通り、新たに車両を購入したわけですが、車両が来る前にまずは欲しいものがあります。
それは車高調!!ノーマル車なのでちょっとは車高を下げないことには手持ちのホイールたちを履かせることもできません。
そんなこんなで車高調ほしーーーーーって話していると、「え?ぼくは、ちょっと下げるだけなんで、安いダウンサスにしようとおもいますよ??」なんてお話がありました。当然「ちょっともたっぷりも好きに変えられる車高調っしょ~!!」って話はしましたが、今回は車高調もダウンサスも両方経験したゆんゆんふぁいたーの見解について、ブログに書き留めたいと思います。
○車高を下げる方法
そもそも車高を下げる方法にはいくつかありますが、大きく分けて3種類でしょう。
①ダウンサス
②車高調
③エアサス(ハイドロ含む)
③は経験してない私が話してはいけませんが、費用が①、②とは別格レベルに高い&スポーツ走行には向きませんので今回は①と②についてお話ししようと思います。
ゆんゆんふぁいたーが車高調を選択する理由、ダウンサスで後悔した経験などふまえて見解をこちらに書き留めます。
○ダウンサスのメリット&デメリット
メリット
・安い(ばねだけなので)
・あまり下がらない(ノーマル感が出せる?)
デメリット
・車高が調整できない(前下がりだったり、全然下がらなかったり。。。)
・乗り心地、走行性能が悪い(ばねとダンパーの特性があってないので当然)
・組み込み工賃が高い(サスばらすので当然)
・エアロ、フェンダーを擦りやすい(足が柔らかいまま下がるので当然)
・減衰力が変えられない
○ゆんゆんふぁいたーのダウンサス経験
そこまでわかっていてもゆんゆんふぁいたー自身もダウンサスを組んだことがあります。それはVWのトゥアレグに乗っていた時。最安の車高調がKWの30万円・・・履きたかったOZのホイールと合わせて70万円・・・当然買えず、しぶしぶダウンサスにしたわけです。
装着ダウンサス:????思い出せません(笑)6万円くらいした。
このトゥアレグという車、ダウンサスだって5万円以上して、下の写真レベルまでしか下がらず、乗り心地も悪いものでした。過去車高調をがんばって買って入れていたので、ダウンサスをいれてこんなんになるなら最初から車高調を、と大変後悔しました。
ただ、自分でダウンサスも組んでいたので工賃だけは救いでしたが・・・。
そんなこんなで、今まで乗ってきた車、ほかはすべて車高調を組んでおります。
○車高調のメリット&デメリット
メリット
・車高がミリ単位で調整できる(前後のバランスも変えられます)
・車高を下げても乗り心地がいい(特に全長調整式)
・エアロ、フェンダーを擦りにくい(バネレートUPの効果でストロークしにくい)
・減衰力が変えられる
・交換工賃が安い(専用工具なしで自分で交換できますね。)
・車検時や、イベントごとに車高を変えられる
デメリット
・価格が高い(昔に比べたら1/3ですがね)
・下側ブッシュが比較的弱い。
・ピロアッパーの場合音が出やすい。
○ゆんゆんふぁいたーの車高調経験
大学1年で購入したS15シルビア、当時本当にお金がなかったのですが、車高調だけは!!と何とか購入したのがTEINのCリング式車高調でした。
装着車高調:TEIN TYPE HE??HA??
そんなに下がりませんでしたが、純正では味わえないしっかりとした踏ん張り、ストロークの収まりに感動しました。当時交換はできませんでしたので工賃3万ほど払いました。
当時バイトしていたスタンドのドリ車乗りの社員から「段差を超えるときの車体の動きで車高調入ってるってわかったよー」って言われびっくりしましたが、車高調ばっかり組んできた今としては確かに動きでわかる気がしますね!
次に購入したJZX100チェイサーですが、当初はRacing Gearの車高調を組んでおりました。バネレートはフロントで12kg/mm程度と柔らかく、ストロークが大きかったので以下の写真のような車高で擦り続ける状態でした。
装着車高調:RacingGear JTC N1サーキットダンパー
その後、車高調をGPSports製ののGマスターに変更、フロントバネレートは一気に18kg/mmにアップしました。
装着車高調:GP Sports Gマスター(標準モデル)
その結果フロントにワイドなホイール、切れ角アップナックルを追加してもこの車高でサーキットを走れるレベルになりました。
その次、現有のJZX110ですが、こちらは当初はフンワリ系の車高調をくんでおりました。その代わり、アッパーアームロックを防ぐショート縦ナックルを装着、なんとか乗っておりましたが、やはり柔らかすぎてロールも大きく乗りづらい、ホイールがフェンダーにヒットしやすくサーキット走行しにくかったです。下の写真では低く見えますが19インチなためです。腹は意外と高いです。
装着車高調:CUSCO basic ???
こちらの車高調は下側のブッシュが弱く、サスペンションに角度がつくまで車高を下げて乗るとすぐに切れてしまいます。ゆんゆんふぁいたーの場合もそれは起こりましたので、次の車高調へとバトンタッチしました。
そして、現在も使用している車高調はそれらの問題点から下側のブッシュが薄く高強度かつ、ハイレートなスプリングにも対応するRUSH製を選択しました。
装着車高調:RUSH Sedan class + MAQSスプリング
現在もこちらを使用していますが、不具合はなく、よい車高調と感じています。ただし、ハイレートなばねとの組み合わせになっているため、減衰ダイヤルは常にMAX状態となっています。
○まとめ
いかがでしたでしょうか?以上より、ゆんゆんふぁいたーの見解としては車高調が圧勝となります。ダウンサス入れるくらいなら、ばね切れば?ってくらいです。
大した台数乗っていませんが、車高調にはそれなりにお金をかけてきたと思います。しかし、そのお金はかけた額以上に満足感を出してくれたと思います。
車高調は確かにある程度の費用はしますが、そもそも車全体のルックス(前から見ても
横から見ても、後ろから見ても)を大きく変える効果があります、小物の部品たちがその面、その向きにしか効果を出さないことに比べると費用対効果は大きいといえます。
それに、自分が車好きでカスタムしてます~っていい歳(ゆんゆんふぁいたーはいい歳です(笑))になって話したとき、車高調組んだ経験がない、って言うのって当たり前に車高調組んでカスタムを楽しんだ人たちから見ると・・・ですよね(笑)
車高調とダウンサスで迷っている皆さん、全長調整式が10万円を切るというこの時代に生まれたことに感謝し、車高調を選択しましょう。その経験や車がグレードアップしたという満足感は一生続きますよ。
ゆんゆんふぁいたー