はーいこんにちわ!!
ゆんゆんふぁいたーです☆彡
本日はこちら、野中製作所製のメルセデスベンツAMG SLSの乗用玩具です。
以前、こちらのブログで擦り減ったリヤタイヤを再生したことをお送りしましたが、下の子にもドリフトで酷使されたため、またしてもリヤタイヤがへってきました。
○現状
その様子が下の写真。。。
フラットスポット全開で大変なことになっていますね!!!
充填率をある程度上げたつもりでしたが、表皮のレイヤー数が3層くらいだったので、表面が剥げると一気にこうなりました。
○設計&造形設定
というわけで、今回も作っていきます。
いつものFREECADでパパっと絵をかきますが、前回のオレンジタイヤはハミタイで車検にとおりませんでしたので(笑)、今回は少しタイヤを細くしました。そのぶん、リムが浅くなりましたが、仕方ないでしょう。
つぎにスライスソフトです。
今回材料はPLAですが、前回より、内部充填率を下げて、表面のレイヤー厚さを重視しました。
・充填率15%
・レイヤー厚さ0.32mm
・レイヤー5層
表面の壁はこれで1.6mmほどあり、摩耗に強くなっているはずです。
○3Dプリント
というわけで完成、1本あたり8時間。寝ている間に作ってもらいました。
相変わらずこのQidiの3Dプリンターは優秀です。今回までにフィラメントは5kg以上、使ってきましたが、まだまだ壊れる気配もありません。
今回も多少サポートを付けましたが、Z方向サポート間距離を0.25mmほど設定しているのでかなり剥がしやすいです。さくさくはがしたら、次は装着です!!
○取り外し~装着
いきなりガスバーナーの登場です。音の出ない工具はすぐ使用します(笑)特に住宅街の早朝作業ばかりですから。この感覚は都会の人ならわかっていただけますよね?
あれ、ここ岐阜だった・・・汗。
かなり薄くなっているので広がった炎でどんどんとろけていきます。プライヤーで引っ張りながら温めて取っていきます。
軸に残ったものはプライヤーでゴリゴリして取り外し、久しぶりに軸がみえました(笑)
外したタイヤはこんな感じ。
ほんとに薄くなっています。このオレンジの破片が家の前の道路にぽつぽつ落ち始めたのを見て、やば・・・って感じてました。
今回も、軸の部分は設計を変えていませんので、下の写真の通り、そのままでは入りません。ここでスカスカだとあとあと、抜けてしまうと思いますので、このくらいがいいのだと思います。
それでは装着!軸をバーナーで温めます。大体30秒くらいで大丈夫ですが、低温で溶けるPLAだからこんな感じでできます。ABSの場合はもう少し温める必要があるでしょう。
あたためたら、冷める前に挿入!!!ぶにゅーってはいっていきます。
どうでしょう!!!新品タイヤ!!!完全スリックタイヤですけどね。
というわけで、サクッと交換おわりました。やはりリヤタイヤは消耗品ですね!!
こんな感じで、2台とも過走行ですがまだまだ現役です。特に白いほうはかなりの過走行です。まさかタイヤ交換2回目が来るとは思っていなかったでしょうからね!!
野中製作所さんもここまで過酷な走行耐久試験はやっていないのではないでしょうか??(笑)
そんなこんなで、なんとかまたしても復活しました。
子供の気に入ったおもちゃを直して遊ばせてあげる、というのはゆんゆんふぁいたー自身も父親からたくさんしてもらった覚えがあります。
ですが、当時は3Dプリンターなどなく、接着剤で直すか部品交換でしたので、苦労したと思います。現代流に子供と一緒におもちゃを直しながらあそぶなら、3Dプリンターは最高の道具だと思います。
子供をもつお父さん、ぜひ3Dプリンターを導入して、子育てに活かしましょう★
ゆんゆんふぁいたー!