はい、こんにちわ、ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
今回は、題名の通り、ビジネストローリーの補修です。
●現状
コロナ5波が収束してから、出張が増え、12月はすでに2回の宿泊出張、1回の作業出張がありました。
群発明けタイミングともいえるゆんゆんふぁいたーの出張において、すべてのタイミングで出動したのは、下の写真のスーツケース、トパーズチタニウムビジネストローリーです。
このトパーズチタニウムは下のリンク先でも紹介した、国内出張最強リモワです。
当然出動頻度もピカイチです。
そんなビジネストローリーですが、やはり消耗するのは常に地面と闘っている張り出しエアロ・・・ではなく、フットパーツと腹下ですね。腹下はステンレステープを何重にも貼り、ガードしていますが、直に擦り減るのは下の写真で見てわかる両側のフットパーツです。
ちょっと詳しく見てみると、下のように、かなり削れてきています。
おそらくほんとはもっと足がながくて、断面もきれいだったのでしょうか、このフットパーツは購入後交換無しですし、常に止まるときはこの部分を地面に擦りながら止まります。よってこのような状況・・・。
そんなパーツ、リモワで交換してもらえばええやん??という指摘がありそうですが・・・。
上のブログで書いた通り、チタニウムカラーのフットパーツは国内には在庫なし、海外もそろそろ怪しいとの状況。こうかんしたらなぜかここだけ通常トパーズの灰色ってダサすぎでは??(笑)
●対策(寸法検討)
そこで!!!!早速ですが、フットパーツの復活?ガード?を作っていこうと思います。3Dプリンターさえあれば、こんな部品いくらでも作ってやれます。
強度がほしければ、形状が決まったあとに、ホンチャンの3Dプリント屋に依頼して、カッチカチのやつを作ればいいのですから★
ざっくり寸法計測した結果が以下。偏心半円が重なったような感じです。
寸法がだいたい見えたら、いつものFREECADで、同様の形状を作ります。
さらにここでは、フットへの装着時に「張り」が出るように、キツメな寸法で作りつつもしなって入るように、切れ込みをつくっておきました。
また、リモワのフットパーツとつながる部分は面取り無しにして、ピッタリ感を出し、さらに地面と接する面はふわりとフィレットをいれておきました。
設計が完了したので、次は造形ですね。
●造形
3Dプリンターのスライスソフトにぶち込みます。
今回はABS素材で製作、さらに表面粗度はエクストラファイン、積層は0.15mmで美しく仕上げます。やはり、普段お世話になっているリモワさんへの恩返しですからね。
というわけで、完成。
となりの部品は関係ないのでなかったことにしていただければと思います(笑)
サイズ感はこのレベル。
かなり小さいですが、これでうまくはまるか、そこが肝心ですよね。
積層ピッチもやや気になりますが、フットパーツのさらに下側に装着される部品ですので、そこまで気にしなくても気づかれないですね(笑)
●装着
フットパーツ側も内部の樹脂のカエリをカッターできれいに削り取ります。
このカエリのせいでキツキツにつくったガードが入らないですから・・・。
そして、ちょっとむりやり押し込むと・・・!!!!おおおおおお!
結構きれいにくっつきました!!。
細かい寸法も多少いれましたが、サクッとこんな上手にできると嬉しいですね。
下の写真の通り、黒で、この厚みなら結構アリだと思います。
傾き具合も結構重要だと思いますが、それほど気にならない傾き。というか、もともとこのくらい傾いていた気がします。削れてしまっていただけですね。
斜め前からみるとこんな感じ。装着前の反対側のフットパーツと見比べると、長さの違いが判りますね。
はい、完成、でいいと思います。
というわけで、年末のメンテナンスとしてビジネストローリーのフットパーツにガードをつけてあげました。
この2輪のフットパーツについてはお困りの方も多いと思います。
必要な方がいらっしゃいましたら、コメント欄に記入願います。
以上、ゆんゆんふぁいたーのお時間でした。