はーいこんにちわ!ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
今回もJZZ30ソアラの整備を行います。普段乗りしませんので作業し放題、とにかく完調を目指して楽しく整備しまくります(笑)
○今回の作業
今回は、エアコンのコンプレッサーのマグネットクラッチプーリーのベアリング交換です。
前々回交換して取り外したプーリーのベアリングを交換します。
こちらの緑のベアリングが純正のベアリングです。
○同じ作業ができる車種
JZX90、JZX100、JZX110、JZZ30、JZA70、JZX81など、JZエンジン登載車全般
○今回購入したもの
このプーリーのベアリングですが元々は、ナチの30BDというもの。しかし、これが売っていない!どこを探してもないのです。おそらくデンソー専売ベアリングなのでしょう。
で、アマゾンで互換品をさがすと…ありました!
見ればわかるやっすい奴やん!
当然中国から着弾!発注から2週間くらいでした。メーカーはNSKではなくNEK!!!!
開けると…ビニール品質!!(笑)
いわゆる中国スタイルですね★
○打ち抜き作業
それではベアリングを外します!
基本的にはまっすぐ叩くだけです。適当なパイプを立てて上から叩きましょう。
プーリーが変形するとブレの原因となるので、真っすぐ叩くことに集中します。
何度か叩くとベアリングは抜けてきます。
ある程度抜けたら抜け側のクリアランスを作って抜いてあげればポロッと取れてきます。
ここまで5分くらいです。
○圧入作業
次は圧入作業ですが、まずはベアリングが同じ寸法であること、圧入方向がないかを確認します。両側にシールがあって、同様ですので、向きはなさそうです。
それでは圧入します。まずセンターにおいて、軽く叩いて水平に固定します。
次に、いつもの圧入グッズですが全ねじのボルトとナット、ワッシャー、板材を用意します。
下のように積んでいきます。多少潤滑油を塗っておくといいと思います。
あとはモンキーレンチ2本で締め付けます。最初に水平に叩き込んで置くと高確率でまっすぐ入って行きますので安心です。
ピタピタまで圧入します。
板を外すと、まだすこしだけ浮いています。
ここからはベアリングで入れるしかなさそうですね。
あまりやりたくはありませんが、外したベアリングをつかって圧入します。
先ほどのボルトとナットで締め上げれば、圧入可能です。
コツンという感触とともにナットが閉まらなくなりますので、そこで圧入完了です。
6箇所抜け止めがありますが、ほとんど効いていないので、圧入したままで使えそうですね。
そんなこんなで、ベアリングの圧入が完了しました。
どの程度持つかはわかりませんが、次回ソアラに装着しようと思います。
ゆんゆんふぁいたー