こんにちは、ゆんゆんふぁいたーです。
コロナでの自粛生活や仕事が下火になっていることから、いままでの車人生を久しぶりに振り返ってみようかと、思い立ちましたが、よく考えたら車に乗っている人生17年の内、10年ほどは1JZ搭載車に乗ってきたこともあり、今はJZX110 ですがJZX100と合わせて、1JZのトラブルについてまとめたいと思います。
エンジンが丈夫、ミッションが丈夫、音がいい、最初から280馬力ある、見た目もかっこいい・・・・などよく巷で呼ばれる1JZの良さはほんとなの?なんてのの実体験回答にでもなれば、と。
ちなみに、ゆんゆんふぁいたーはずーっとブーストアップ止まりですので、タービン交換などによる破損経験はありません、そのへんはご了承ください。
◎本当にこわれたもの。
1.タービン(JZX100時代、JZX110 時代)
白煙モクモクってしまったのが1回と、謎の金属音祭になってしまったのが1回。
若いころはお金がなく、、いい年になったら家庭がありましたので、結局純正タービンばかり・・・。
おかげでタービン交換は自分でやれるようになりました。
2.ミッション(JZX100時代)
JZX100ミッションでしたが、3速に入らなくなりました。もともと調子が悪かったと感じてましたが、サーキット走行の帰りに入らなくなりました。
3.リヤメンバー割れ(JZX100時代)
リヤメンバーのアーム取付部の溶接起点で割れました。よくドリフトでクラッチ蹴った瞬間にゼブラに載せていた側のアーム取付部でしたので、原因はそれでしょう。
溶接で補修して、直るレベルでした。
4.Cピラー割れ(JZX100時代)
これは悲しかった記憶があります。毎週のように、サーキット、埠頭、峠ドリフトを楽しんでいた時代でしたのでボディにかかるストレスは半端でなかったのでしょう。
塗装もろともやられていきますし、走ると進行していくので、本来は溶接補修がベストでしたね…
5.エアコン(JZX100時代)
エアコンだけです。ヒーターは生きてましたので、夏暑いだけだと割り切って乗ってました。ちなみにエアミックスダンパーは確か確認して大丈夫でした。
原因はおそらくエキスパンションバルブでしたが、結局修理しませんでした。
6.サーモスタット(JZX110 時代)
これは最近ですが、突然訪れるので危険度MAXですね!以下リンク参照。
7.ロアボールジョイント(JZX110 時代)
これも最近ですね、ただ、JZX100時代には途中で、ラビリンスの切れ角アップナックルに交換したこともあり、発生しませんでした。以下リンク参照。
8.ドライブシャフト(JZX100時代)
サーキットでコース外にリヤタイヤを落とした瞬間に、メンバーにヒットして曲げられ、ジョイント部で折れました。
確かその場にいたツアラー系の方が持っていたドライブシャフトを売ってもらって帰ったと思います。
9.燃料タンク(JZX100時代)
燃料偏り防止の隔壁が外れました。いきなり燃料計がわけわからない動きをして気づきました(笑)
燃料が少ない状態でドリフトしつづけるとなりやすいようです。腹下タンクになったJZX110 では発生しにくい中古の燃料タンクに交換しました。
10.フロントアッパーアーム(JZX100時代)
サーキットで激しくインカットしたらボールジョイント部が抜けました。
11.窓落ち(JZX100時代3回、JZX110時代2回)
走行会のゼッケンをつけたままウインドウを下げて、ウインドウレギュレーターが破損。
分解して外れた部分をつけ直すだけで戻るのですが、学習がないため、何度でも同じことをしてしまいます。
12.ダイレクトイグニッションカプラー割れ
(JZX100時代)
熱が厳しい箇所なので仕方ないですが、割れ方がひどいですね笑。そろそろJZX110 も…
13.フロントキャリパー固着(JZX100時代4回、JZX110時代2回)
ハイグレードなパッドを入れるとよく固着します。これはマークⅡ3兄弟、アリスト、ソアラ、アルテッツァなどみんな発生すると思います。固着は決まってスライドピン。そしたらその影響で方押しされてローターが反ります。この流れに気づくまでに何度もローターをやっつけたことか…。新品のディクセルが反った日は泣けました…。
14.クラッチ滑り
小倉クラッチの409Dは1JZにとってあまり強化ではありません。むしろ、フェーシングがなれてくるとすぐ滑ります。音はかっこいいですが純正の方が長持ちですね。
どこかにも書きましたがORCなら559D以上がいいです。ツインですが。
あと、ORCは3速〜4速の低回転の共振がガラガラうるさいです。
15.ヘッドカバーオイル漏れ
これはみんななりますね!プラグホールが油没してたら。そのうち外に漏れ出します。
交換はDIYでも可能ですが色々気をつけて作業しないといけません。特に外した部品からのコンタミはホント気をつけたほうがいいです。締め付けはセオリー通りに。
16.サイドワイヤー伸び
とにかくサイドが効かないと力いっぱいレバーを引いてしまうのですが、その結果ワイヤーが伸びます。根本から直すことが大切ですね!そう、まずはリヤのローター内側のフェーシングからね。シューは純正で大丈夫です。効くようにすれば効きます。
17.デフマウント切れ
JZX100時代はTRD製の硬度UPマウントを使用しておりましたが、JZX110では、リヤメンバーを下ろさないと交換作業が困難なため、カネコワークスのリジッドカラーを使用しています。
JZX100のときのTRD製。最近廃盤になりましたね。
こちらはカネコワークスリジッドカラー
18.セルモーター
JZX110の14万キロ時に発生、エンジンをかけようとすると、ミューという音だけしてクランキングしなくなりました。リビルトセルモーターに交換して無事復帰しました。(2022.03.07追記)
◎通説どおりとならず、壊れなかったもの
1.クランクプーリー脱落
突然死系の危ない故障ですがいままで経験はありません。ちなみに遠出するときは常に予備を持ち歩いています。
ここが破断すると言われていますね…
2.コンピュータ破損
いわゆるコンデンサー液漏れですが、比較的年式が新しいせいか、なったことはありません。今後JZX100にその波が来たら、その次はJZX110 とおもっています。
3.インタークーラー、ラジエター割れ
JZX100時代はクラウン用を使用したり、はじめの頃は純正インタークーラーでしたがコア割れはありませんでした。結局トラストの前置きインタークーラー、コーヨーの銅ラジエターに変えてますので、純正を使いつづければ、の話でしょうね。ちなみに、ハイプレッシャータイプのラジエターキャップにより、純正ラジエターのカシメが外れて漏れるというのはあるようですね!
4.パワステラック破損
切れ角アップワッシャーとナックル交換しておりましたが、ラック破損はいままでありませんでした。ワッシャー厚みを5mmまでにしているのが良いのかと思っています。
数々故障は経験してきましたが、意外と想定の壊れ方のみで、迷宮系の故障はほとんどありませんでした。
唯一はフロントキャリパー固着とローターひずみの件でしょうか…。
これからも乗り続けていくうちにとんでもない壊れ方が出るかもしれませんが、そろそろ愛で何とかなるレベルの付き合いになってきました(笑)
是非是非皆様、1JZを大切に乗っていきましょうね!
ゆんゆんふぁいたー