こんにちわ、ゆんゆんふぁいたーのお時間です。
今回は、ひょんなことから手に入れた、リモワトパーズの82L中期最終型について、こちらで詳細写真とともに紹介したいと思います。
今回のリモワですが、品番は9327010~から始まるものですので、
9:アルミニウムボディ
3:トパーズ
2:4輪スーツケースタイプ
70:82Lサイズ
となります。品番の見方は以前にも紹介しました。少々イレギュラーですが、こちらにほぼ沿った感じですね。
○全体
こちらが、手に入れたリモワのトパーズですが、そう、右上にツノがある中期モデルなのです。リモワファンなら一度はあこがれる、ツノですね。
そして、前期~中期といえば、「青ロゴ」これだけで十分価値があるなって感じてしまいます。
こちらの中期モデルですが、中期最終型ということで、かなり部品が後期モデルと同様の作りになっています。そのことからも。「使えるヴィンテージ」スーツケースと考えていいと思います。
○ロック部分
伝統の3ロックです。
これだけでも後期トパーズと同様な使いやすさですね。
○ヒンジ
これは後期のようにカナダ製ではないという証拠ですね。Made in Germanyじゃなきゃ、という人にはウレシイポイント。ゆんゆんふぁいたーのお気に入り45Lは後期モデルでカナダ製です。
○ロック
TSAロックです。中期モデルではほぼ装着されている個体はありませんね。後期は最初からついています。
中期だと大体が、センター鍵ロック、両サイドTSA無しナンバーロックですよね。
○リブ形状
前期~中期前半までの薄いウネウネリブではなく、ビシっとたったリブがきれいですね。ゆんゆんふぁいたー的にもこのリブが好きです。このリブに青ロゴという組み合わせは少しレアだと思っています。
○ツノ部分
中期といえばツノ!!古いリモワで他にアイデンティティになりそうなのが、プルタブとか、棒ハンドルとかになりますが、前期以前の初期モデルなので、実用上はテレスコハンドルとこのツノ、というのがいいところだと思います。
○ランナー
これはおそらく中期モデルにしかないような気がします。斜めにして運搬したときに腹を守るランナーですが、マルチホイールになったのに残っています。これはかっこいい!
○ホイール
この中期型トパーズでは6穴タイプのホイールを装着したマルチホイールです。
トパーズのホイールの歴史はたくさんありますが、4輪だけで見ると、
白ホイール2輪操舵⇒白チビホイール4輪操舵⇒
白ホイール4輪操舵⇒6穴付き銀ホイール4輪操舵
という流れです。ツノがついた中期モデルでは白ホイールが多いですが、こちらは最終型と同じ6穴付き銀ホイールです。これが一番かっこいいと思っています。
○ラゲージホルダー
極めつけはこのラゲージホルダー、現行のオリジナルでは廃止された機能ですが、ゆんゆんふぁいたー的にはこれこそがリモワ!というポイントです。ちなみに後期ではロゴがつきますが、こちらにはありません。ただ、これがつくとほぼ後期ですね!
○内装
内装は片側フレックスディバイダーで、片側はクロスベルトです。当然材質は布ではなくナイロン。
下の写真の艶感、わかりますか?ナイロン内装ですね。前期の布内装は加水分解で粉が出ますのでそろそろ実用に問題があります。さらに張り替えると両側クロスベルトのナイロンになるそうです。それであれば中期のほうが実用的ですよね!
○前期、中期、後期について
ここまで前期、中期、後期と連呼してきましたが、ゆんゆんファイター的にはトパーズの前期、中期、後期を以下のようにわけています。
前期:青ロゴ、ラゲッジフック無、クロスベルト、布内装、非マルチホイール、ツノ有→ゆんゆんふぁいたーの過去所有の98Lがこれにあたります。
中期:青ロゴ、ナイロン内装、マルチホイール、ツノ有、何かしらラゲッジフック(Jフック、ロゴ無しラゲッジホルダー)→今回のはこちらの中の最終型ですね。
後期:ロゴ無し、ロゴ付きラゲッジホルダー有、フレックスディバイダー、6穴マルチホイール、ツノ無し→ゆんゆんふぁいたーの45Lモデルがこれにあたります。
正式に分かれてはいないと思いますが、大きな変化があるので現行「オリジナル」になる前の「トパーズ」を3段階に分けています。
○まとめ
今回手に入れたリモワのトパーズ中期最終型ですが、これは角が残った後期型モデルと言えそうです。ツノ有かつマルチホイールの個体は、いくつかヤフオクにもありますが、ナイロン内装のラゲッジホルダー付きはなかなかないと思います。
スーツケースである以上、実用であることが大切と思います。ヴィンテージな見た目でツノ有の青ロゴトパーズを探されている方、この中期の最終型がオススメです。
ぜひ手にしてみて下さい。
ゆんゆんふぁいたー